最近、ネット界隈で最も影響力がある有名人と言ったらやはりこの方でしょう。


芸能村を飛び出して、パッシングを受けながらも絵本作家の道を突き進み。


魔法のコンパス、新世界などのビジネス書を出せばベストセラーを叩き出し。


自身のオンラインサロンのメンバー数は2万3千人を突破。


毎日、凄まじい文章量を書きながら新しいサービスや新しい挑戦に身を投じ、常にファンを魅了し続ける。


(今は美術館を建てる事に挑戦しているみたい)


その姿はまさに、新時代を創りだす男の姿。


にしのあきひろ


ニシノアキヒロ


西野亮廣❗️


シンクロ倶楽部主催の講演会に行ってきましたよ。



まず、入り口に入って驚いた事、それは


スタッフの方が全員白色の服で統一されているだと!?


わかりやすいと言えばわかりやすい。


しかしこれはまるで、、サバト(悪魔崇拝者の集い)のそれではないか、、これでさらにみんなロウソクでも持っていればかなりヤバい空間の出来上がりではないか、、さすがシンクロ倶楽部。。
油断ならない演出だぜ。。


しかし、シロか。。実は講演会中のニシノさんはクロを着ているんだよね。シロとクロのコントラスト。対比。


シロクロ、シロクロ、シロクロ倶楽部


シンクロ倶楽部!


なるほど❗️狙いはそこか❗️
謎は全て解けたよ山田くん。



さて、前振りはこれくらいにして、実際の講演会はどうだったかというと。。時間にして1時間30分でしたが、面白すぎてあっという間に時間が過ぎ去りました。


熱いパッションの中にあるクールな頭脳。
笑いの中に垣間見える現代のお金の本質。


何かこう新しい時代の何かがここにあるような、新時代のエンタメ、生き方はこうなるような、そんな新しい刺激に満ちていました。


稀代のペテン師が聴衆を魔法にかけるかのように。だけど、そのかけられた魔法は聴衆の熱狂を産み出すのだ。



大事だと思ったポイントを見てみましょう。


◼︎お金とは自らの価値を提供した対価としていただくもの

サラリーマンをやってるとやはりお金とは労働の対価としていただくものという観念があると思います。


しかし、西野さんはお金は価値を提供した結果として、いただくものとしています。


例えば山の上にあるジュースは普通より、高いですよね?


なぜ高いかと言われれば、普通考えれば山の上まで持っていくコストが高いからだと思いがちですが、じゃあ輸送コストが限りなく安くなるドローンで持って行ったらどうでしょう?


輸送コストが安いから山の上のジュースが安くなる?という結果にはなりそうもない。


なぜならば登山客は少々お高くても買ってしまうからだ。山の上まで登りきった時の喉の渇きを潤すためには必要だからだと。


必要なので、登山客にとってのジュースの価値は高い、のだと。



◼︎価値を上げるとは、異分野の掛け合わせが必要。

圧倒的価値を提供する人間になるには特定分野だけでは難しい。


そこで必要になってくるのが、一万時間の法則とその掛け合わせについて。


例えば吉本の芸人はお笑いでのし上がるためには一万時間くらいは費やして経験を積んでいる。


その結果、1/100くらいの人材にはなれている。


しかし、それ以上に上がろうとすると途端に難しい道になる。


なぜならば、上には自ら道を開拓してきた偉大なる先輩がゴロゴロいるからだ。


そこで、芸人でのし上がる事を一旦放棄し、まったく別ジャンルを開拓する事にする。


西野さんの場合は絵本作家。


そこで時間をかけて経験を積みかさねていき、その分野で少しずつ名を挙げていく。


ここで面白い事が起こってくる。


芸人は沢山いるけれも


芸人 ✖︎絵本作家 はほぼいない。


西野さんはさらにここに広告を掛け合わせて


芸人 ✖︎ 絵本作家 ✖︎ 広告


を実現している。


ここまで来ると希少性がさらに上がるため、自ら提供していく価値が上がっていく。


このトライアングルは離れていればいるほど良い。


そして、収入を上げるという行為はこの面積を広くする行為に他ならない、だそうです。


◼︎クリエイトした作品を届けなければそれは無いのと同じ。届けるための動線を自ら創り出せ!

芸能村を飛び出した西野さんは無事に絵本作家としてデビューし、自らクリエイトした絵本を世に出す。


しかし!思ったように本が売れない。
良い作品を作った。知名度も十分なはずなのになぜ。。


その時に、世間は西野終わったよねの大合唱。


どんなに良い作品を作っても届かなければ意味がないー


ならば届けるための努力を惜しむべきでは無いと。自分の産んだ作品を届けるためにやるべき事をやらないのは育児放棄と一緒だと。


そこで一から考え始める。
そもそも絵本は生活必需品ではない。
必ずしも必要とはならない。
それでも購入する時、その時はどういう時なんだ?と思考を巡らせる。


ディズニーランドの帰り道、ふと横を見るとお土産屋が沢山並んでいる。


空港で飛行機から降りた時の帰り道にも沢山のお土産屋が並んでいる。


そうか、人はお土産にはお金を払う。。。


楽しかった思い出、嬉しかった思い出を思い出すために。。


であるならば、絵本もお土産として買いやすくすれば良いのではないか?



そこでとった戦略が、絵本の原画を貸すので誰でも西野亮廣の原画展をやって良い。というもの。その代わりとして、原画展の出口で絵本売らせて欲しいという要望をしておく。


その戦略が当たり、以前売れなかった絵本が次々に売れていく。。


売れるための動線を創り出す。
その為にアイデアを捻り出す。


西野さんは、作品を創り出す時と同じ、またはそれ以上の情熱でいかに届けるか?を緻密に考えて実行に移している。


そして最近はいかに聴衆を巻き込むか?
をとても重要視しているようだ。


満願寺でのライトアップクラウドファンディングもそう。美術館を建てようとしている事もそう。


確かに少しでも参加してしまうと、何故だか応援してしまう気持ちになりますからね。


◼︎最後に


本は読んでいたはずですが、お話聞いて理解するのは段違いの差がありました。


やはり実際に会って聞くのは面白いですね。


最近、わたしもまんまと術中にはまりオンラインサロンに入会してしまいました。


毎日ものすごい濃い投稿がみれますが、こんなに緻密にエンタメを捉えて創り出しているなんて驚くばかりです。


しかし西野さんってあんなに行動しているのに、いったいいつ寝ているんでしょうか?
不思議でなりません。





今回はこちらの倶楽部の主催でした。
ありがとうございました😊