林真理子著“野ばら”。
内容も本の装丁も全部好き。
ハードカバーとイラストが異なるのですが、どちらも素敵なのです！
内容ははっきり言って嫌いな方も多いだろうなぁと思いますが、私は凄く惹かれてしまいました。
よく林真理子さんの作品に登場する“都会にしか生息しない女”〔ご本人の表現〕が、私は嫌いじゃないのかもしれないです。
恵まれた二人ですが、不器用で。
その不器用さが生まれ育った環境の良さのせいなのかもしれなくて。
不器用でも生きていけるのはある意味幸せなのかも。
結局、不幸ではないのです。
もしかしたら私自身にあまりガツガツしたところがないので、こういう女性が好きなのかも。
登場人物の一人、千花のモデルとなる女性が以前、雑誌MISSのミューズをつとめられていました。
今のMISSよりその頃の内容や特集の方が好きだったなぁ。
今は普通っぽくて特別感がない気がします。
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