WSL2を使えば簡単bashの使える環境が出来上がりますが、
特に職場の端末だと「それはインストールしちゃダメ」って制約があったりしますよね。
そこで、インストール処理せずに実行ファイル配置だけで(ほぼ)bashが使える方法です。
BusyBox
Linuxで小サイズシェル環境を作る為のパッケージだったようですが、それのWin対応版という感じ。
1.ダウンロード
画面下部の「The latest version is always」の所のbusyboxリンクをクリックして下さい。
2.展開
DLしたbusybox.exeを適当なフォルダに配置します。
コマンドプロンプトから、配置フォルダをカレントパスにして下記コマンドを実行すると、コマンドファイルが展開されます。
busybox --install
オプションは install になってますが、Windowsでいう所のインストール処理が行われる訳ではないです。
3.bashを使う
展開したフォルダにbash.exeが作成されていますので、bash と叩けばOK。
パスの見え方はこんな感じです。
4.もっと便利に
もうちょっと真面目なパスにbusyboxを展開したフォルダを配置して、環境変数PATHに該当フォルダを追加してやれば、コマンドラインのパスがどこであってもbashが起動できます
実際に私も職場のPCではこの方法でコマンドライン使ってます。