順不同になりましたが…
1部 お芝居 恋かんざし
*配役*
?一家
姐さん*澤村妃星さん
子分 政吉*澤村銀河さん
用心棒 木下弥太郎*澤村玄武総座長
用心棒 おしゅん*澤村あげはさん
桔梗屋一家
親分 権次・権次の弟*川上鶴次郎さん
用心棒 月輪又次郎*澤村黒龍リーダー
山城屋若旦那*澤村銀河さん
尼 妙心*澤村紅釆さん
*あらすじ*
1場:?一家
桔梗屋一家に殺された親分。
その弔いの席に、「桔梗屋一家の名代」と言い用心棒の月輪又次郎がやって来る。
線香を手向けた後、香典代と言い巾着を投げて帰って行く。
「男の意地を立てる。」と言い又次郎の後を追おうとする政吉を止める姐さん。
弥太郎とおしゅんが現れる。
顔を合わせれば喧嘩ばかりの二人。
親分の仇は自分たちが討つと言う二人に、姐さんは、「上手く行けば祝い酒。上手く行かなければ末期の水。」と言い盃を酌み交わす三人。
2場:桔梗屋一家前
仇討ちを果たすべくやって来た弥太郎とおしゅんだが、どちらが仇を討つかで喧嘩が始まる。
「男に花を持たせるものだと。」と言う弥太郎に従い、姿を隠すおしゅん。
桔梗屋一家の親分権次を呼び出し叩き斬る弥太郎。
姿を現したおしゅんに、「この手柄はお前にくれてやる。」と言うと、一緒に旅する事を誘う弥太郎。
「私も一緒に旅したいが出来ない訳が有る。国許へ帰ればおっかさんと許婚が居る。」と話すおしゅんに、「お前が帰りたければ帰れば良いんじゃないか。」と言い引き止めない弥太郎。
「帰ってやるさ!」と言いつつ、「乱れた髪を梳き付けてやろうか。」と言うおしゅんに、弥太郎は、「ならば、梳き付けてくれ。」と頼む。
弥太郎の髪を梳き付け、自分の簪を挿すと、「弥太さんの馬鹿!」と叫び去って行くおしゅん。
桔梗屋一家の中から又次郎が現れ刀を交える弥太郎。
3場:山城屋
三年後…
山城屋若旦那と仲睦まじく暮らすおしゅんを捜し当て、桔梗屋権次の弟がやって来る。
喧嘩状を手渡し、山城屋を後にする権次の弟。
刀を持ち出し喧嘩場へ向かおうとするおしゅんを止める山城屋若旦那。
「奥で話を聞いていた。身代投げ売ってでも、お前の命を守ってやりたい。」と言う若旦那に、「これは私が蒔いた種。黙って行かせておくんなさい。」と言うおしゅん。
「必ず生きてこの店に帰って来るんだ。」と言う若旦那に、おしゅんは、「行って参ります。」と言うと山城屋を後にする。
4場:お寺
病に侵されている弥太郎は、尼の妙心に、おしゅんの事を尋ねる。
「世間ではおしどり夫婦と言われています。」と言うと、桔梗屋権次の弟の喧嘩状の話をする妙心。
「場所は村外れの辻堂前。時刻は今宵暮れ六つ。」と聞き、止める妙心の手を振り解き、「桔梗屋を斬ったのは自分。」と喧嘩場へ向かおうとするが吐血する弥太郎。
5場:辻堂前
おしゅんを待ち受ける権次の弟と又次郎。
辻堂の中から現れた弥太郎と刃物沙汰になる。
又次郎に斬られ止めを刺そうとする又次郎を切り返す弥太郎。
「戦い終われば武士は武士。頼みが有る。ここにやって来る女に渡してやってはくれぬか。」と言い手紙を託す弥太郎。
おしゅんがやって来る。
弥太郎から託された手紙を見せる又次郎。
「これから先はお店大事、御亭主大事とお暮しになるよう…木陰の下のやの字傘、かんざしの持ち主より」と書かれた手紙を見て、けりを付けてくれたのは木下弥太郎と気付き捜すおしゅん。
おしゅんを迎えに来た山城屋若旦那は、「弥太さん!弥太郎さん!」と叫び捜すおしゅんを連れ帰る。
その後姿に、「おしゅん!」と叫ぶ弥太郎。
初めて観るお芝居でした。
顔を合わせると喧嘩ばかりの弥太郎とおしゅんの二人は、互いに好意を持ちながらも成就する事の無い悲恋話。
口上挨拶
澤村玄武総座長
尼の妙心が出るタイミングの咳をしなかった事を自白されました
澤村黒龍リーダー
澤村銀河さん
やくざの子分と山城屋若旦那の二役、澤村玄武総座長からの駄目出し…アドバイスが有りました
澤村あげはさん
澤村玄武総座長を相手に、女やくざのおしゅん役の澤村あげはさん、頑張ってました。
澤村紅釆さん
川上鶴次郎さん
久々の観劇も、久々の観劇レポUPも、疲れました