「美穂裕子リーダー誕生日公演」に行って来ました。

リアル誕生日です。

超久々の遠征のうえ、初めて訪れる桃太郎温泉での観劇でした。

 

1部 お芝居 お江戸みやげ

*配役*
呉服行商人

お辻*美穂裕子リーダー
おゆう*椿裕二座長
 

大和屋役者

阪東栄紫(エイシ)*大川礼花花形

おやま役者 紋吉*椿孝也花形

栄之助*夢路えみさん


天神下の師匠*大川忍副座長
娘 お紺*椿キラさん

鳶頭 六三郎*三代目大川竜之助座長
芝居茶屋女中 お長*椿みらんさん



*あらすじ*

1場:芝居茶屋前

娘のお紺を相模屋の妾にしようと企む天神下の師匠。

その師匠と鳶頭の六三郎がお紺を捜しにやって来る。

恋仲の栄紫とお紺を匿うお長。

日立の背負い呉服行商人のお辻とおゆうは江戸での商売を終え茶屋へ立ち寄る。

おゆうがお酒を飲んでいる時にでも、お辻は算盤をはじく倹約家。

「私が奢ってやる。」と言いお酒を勧めるおゆう。

お酒でのしくじりが多いお辻はお酒を吞まない様にしていた。
ほろ酔いの二人の耳に聞こえてきた賑やかなお囃子。

「酒が欲しい。」と現れたおやま役者の紋吉の勧めで栄紫の芝居を見る事になったお辻とおゆう。

2場:芝居茶屋座敷
芝居を見終えたお辻とおゆう。

「大和屋さんにひと目会いたい。」と栄紫に惚れ込んだお辻の為に女中のお長が口利きする。

おゆうに連れられ、酒に酔ったお辻がやって来る。

お辻と栄紫を二人切りにさせて上げようと、気を利かせ場を外すおゆう。

栄紫がやって来る。

お酒を酌み交わし、手と手が触れるお辻と栄紫。

見付けたお紺を連れ師匠がやって来る。

「お紺と一緒になりたければ、結納金五十両、せめて二十両は並べてもらいたいね。今すぐ払ってもらおう。」と言う師匠に、お金が無い栄紫。

師匠は六三郎を呼び、無理矢理お紺を連れて行こうとする。

その様子に、お辻が割って入る。

全財産十三両三分二朱が入った財布を差し出し、二人の仲を認めてくれるよう頼むお辻。


3場:芝居茶屋前
手と手の握り賃で全財産十三両三分二朱を使い果たしたお辻に呆れるおゆう。

お辻と二人になった栄紫は両の手ついて礼を言うと、襦袢の片袖を引き裂き差し出す。

受け取ったお辻は、「お紺さんと末永く添い遂げて下さいよ。」と言う。

そして、去って行く栄紫の背中に、「大和屋~!」と声を掛ける。

「あなたに会えたのもお江戸みやげ。」と見送るお辻に、「あんたも良い夢見たね。」と言うおゆう。

「これは私にとれば、大事な大事なお江戸みやげだよ。」と言うお辻。

 

 

新作のお芝居。

個人的には約10年前に、他劇団で観た事が有ります。

後家のおばちゃん役の椿裕二座長と美穂裕子リーダー。

汗びっしょりで女形を演じる椿裕二座長がぼやくぼやく笑

後の美穂裕子リーダーのご挨拶で、「若い子たちに感動」と言わしめた椿キラさんと椿みらんさん。

お客様も同感だと思います。

「美穂裕子リーダー誕生日公演」に花を添える二人の活躍ぶりが何よりの誕生日プレゼントになったに違いないと思いますプレゼント

 

話しは変わって、全くの受け売りですが…

何故、片袖を渡すのか?

「夫婦や恋人、友人などの間で堅い契りを交わす時などに行われる儀式のようなものなのか、歌舞伎の演目の中で見る事が出来ます。」と言う事でした。

 

 

口上挨拶

大川忍副座長

 

 

大川礼花花形

 

 

椿キラさん

 

 

椿みらんさん

 

 

椿たくみさん

 

2へ続く…