4ヶ月連続関西公演最終月千穐楽公演に行って来ました。

め〇じ〇さんに丸投げされた観劇レポUP笑

ちょっとずつでも前に進めて行きます。

 

1部 お芝居 虎と竜

*配役*

毘沙門一家
代貸 虎太郎*椿裕二座長
若親分 辰五郎*椿孝也花形
女房 お民*椿キラさん

料亭橘家

主人 清吉*大川礼花花形

女房 お竜*美穂裕子リーダー

荒駒一家
親分*大川忍副座長
子分*椿みらんさん

富士見の姐御*夢路えみさん


*あらすじ*

1場:街道
荒駒一家に、賭場を荒らしたと因縁をつけられ捕らわれの身となった辰五郎。
「亭主を返して欲しけりゃ、天神の賭場のお墨付きを持って来い。」と言われた女房のお民だが、天神の賭場のお墨付きの事は何も知らず途方にくれる。

そこへ、旅から戻った虎太郎と出くわす。

訳を聞いた虎太郎は、「その事はお竜が知っているのか。」と問うが、「何も知らないのですか。」と口ごもるお民。

 

2場:料亭橘家座敷

「天神の賭場を仕切らせてもらう事になりました。」と報告する荒駒親分に、「どうも解せないね。妙な横車を押したんじゃないだろうね。」といぶかる富士見の姐御。
荒駒親分は主人清吉を呼び付け、季節外れの鱧を出してもらおうと無理難題。
清吉の窮地を救うべくお竜が現れる。

「一文銭を投げ、字の書いていない方が出た時は何なりと致します。書いてある方が出た時にはお引取下さい。」と言い一文銭を投げるお竜。

字が書いてある方が出た一文銭。

お竜が投げた一文銭に細工が施してあったのを富士見の姐御が見破る。
富士見の姐御は、「勝負をする前に、一文銭を改めなかったお前の負け。」と言い支払いを済まさると、「この一文銭、今度会える時まで、私が預かっておくよ。」言い荒駒親分を連れ帰る。
お竜を訪ねて虎太郎がやって来る。
「惚れた女が人の花になっている。これはどう言う事だ。」と問う虎太郎に、「代貸のお前さんが男修行の旅に出た後、お父つぁんが病で倒れ起き上がれなくなり、子分も散り散りばらばら。私はあんたが居なくなった事をどれだけ恨んだ事か。それから酒を飲む様になり、とうとう往来で倒れちまった。そこを通り掛かった橘家の清吉に看病してもらい元の体に…」と経緯を話すお竜は自暴自棄になっているところを助けてくれた清吉の女房になっていた。

「天神の賭場のお墨付きを黙って俺に譲ってくれ。」と言う虎太郎にいぶかるお竜だったが、「花嫁道具と渡されたお札だ。」と聞き、思い当たる節の物を持って来る。

「確かに預かった。」と言うと、懐から取り出した玉簪を手渡す。

そして、「おめえには関係ないから来るなよ。」と言いその場を去る虎太郎。

その様子を見ていた清吉。

 

3場:料亭橘家

お民が訪ねて来る。

お竜の弟で亭主の辰五郎が捕らわれの身になった経緯を話し、「返して欲しけりゃ、天神の賭場のお墨付きを持って来いと…」と言うお民に時刻と場所を尋ねるお竜。

「時刻は今日の日の入り。場所は天神の境内でございます。」と言い橘家を出るお民。

辰五郎の為に死ぬ覚悟のお民は最後のお別れを言いに来たのだった。
辰五郎たちを助ける為に刀を持ち橘家を出ようとするお竜を止める清吉。

「お願いです。行かせて下さい。」と頼むお竜に、「行かせる事は出来ない。」と言う清吉。

「私は弱腰のそんなあんたに嫌気が付いちまったのさ。緋桜お竜に戻らせてもらうよ。」とわざと嫌事を並べ立て出て行くお竜。
橘家を出たお竜は、「長い間、お世話になりました。どうかいついつまでもお幸せに。」と、戸の向こうの清吉に頭を下げ天神境内へ向かう。


4場:天神境内

天神の賭場のお墨付きと引き換えに、辰五郎を助ける虎太郎。
刃物沙汰になろうとしたところに、お竜がやって来る。

お竜が斬られそうになり、助けに入った清吉が手傷を負ってしまう。
そこに富士見の姐御が現れる。

「天神の賭場のお墨付きはお返し致しましょう。」と言い、荒駒親分の懐のお墨付きを抜き取ると、お竜に手渡す富士見の姐御。

そして、「今日のところはこいつで折り合いを付けちゃくれませんか。」と言い、以前に預かった一文銭をお竜に返しその場を収める。
富士見の姐御さんに相談したと言い一人帰って行こうとする清吉に、「お竜の目には一人の男しか写っていない。橘家清吉。傷口を濡らしたら悪い。」と傘を差しだす虎太郎。

「女って言うものは男の傘に入りたいがるものなのよ。」と言い、清吉と一緒の傘で帰って行くお竜。

お民が現れる。

「神社仏閣で人を斬ればどうなるか分かっているだろう。この場は俺に任せて帰れ。三代目はここに居るお民ちゃんだ。」と言うと辰五郎とお民を帰らせる虎太郎。

そして、隙を狙って潜んでいた荒駒親分を呼び、刃物沙汰のうえ斬り付ける。

「お竜、幸せになれよ。」と呟く虎太郎。

 

 

口上挨拶

大川忍副座長

 

 

椿孝也花形

 

 

椿キラさん

 

 

椿みらんさん

 

 

椿たくみさん

 

 

椿てるなさん

 

2へ続く…