2月千穐楽公演に行って来ました。

 

1部 お芝居 忠治千両首

*配役*

国定忠治*椿裕二座長

 

山形屋一家

親分 藤造*大川忍副座長

女房 お寅*美穂裕子さん

子分 猪吉*椿キラさん

子分 鹿三*大川礼花さん

子分 蝶太*椿孝也さん

 

上州高崎の姉妹

姉*夢路えみさん

妹 お花*椿みらんさん

 

 

*あらすじ*

1場:街道辻堂前

飢饉の為、年貢米を納める事が出来ず水牢に入れられた父親を救おうと、妹のお花の体を形に山形屋藤造から五十両を借りた姉。

藤蔵親分の言い付けで、その姉を待ち受け五十両を奪い取り去って行く鹿三と蝶太。

「このまま帰る事は出来ない。」と首を吊ろうとする姉。

そこを通り掛かった男が止め訳を尋ねる。

訳を聞き、「五十両の金を取り返してやるよ。」と言うと、姉を連れ山形屋一家へ向かう男。

 

2場:山形屋一家

山形屋に残ったお花に言い寄り手籠めにしようとする藤造親分。

そこへ、五十両を奪い取った鹿三と蝶太が戻って来る。

「上州の百姓。」と男がやって来る。

「歳は二十歳、ピチピチダルダルの娘に会って欲しいのですが。」と言い姉を呼ぶ男。

現れた娘を見て驚く藤造親分。

訳を話し、「もう一度、五十両の金を貸してもらう訳にはいきませんか。」と頼む男にけんもほろろの藤造親分。

だが、男が、「首に千両の掛かった国定忠治。」と知るや否や慌てふためく。

鹿三と蝶太に本当の事を聞き出し、奪い取った五十両を出すように言う忠治。

藤造親分は女房のお寅に手文庫を持って来させると、泣く泣く五十両を手渡す。

忠治はその五十両を姉に渡すと、「お花を身請けする。」と言い、藤造親分から証文を受け取る。

その証文をびりびりに破り、姉妹に五十両を持たせて上州高崎へと帰す。

そして、「出先で懐が寂しい。十両ほど貸してくれないか。」と言い、まんまと十両をせしめ、山形屋一家を後にする。

 

3場:街道

「忠治は必ずここを通る。生きて帰すな。」と待ち受ける山形屋一家。

現れた忠治は襲い掛かる藤造親分と子分たちを斬り捨てる。

そして、藤造親分からせしめた十両をばら撒き、「馬鹿野郎!」と言い去って行く。

 

 

爆笑のお芝居でした。

「飲ませて吐かせる 鵜飼のいかさま」、なるほど…

 

親分の名前、「角刈屋藤造」と聞こえたので???

真相は、この日のお芝居で使用する鬘をトラックに積み込んでしまった大川忍副座長。

で、この鬘笑

下矢印

口上挨拶

大川忍副座長

 

②へ続く…