①より続き…
順不同になりましたが…
1部 お芝居 泥棒道中
*配役*
剛堂亀四郎*都若丸座長
越後屋番頭*都剛副座長
旅籠
女将*城月ひかるさん
仲居*都京香さん*都晴香さん*都蘭香さん*都清華さん
女将の兄で役人*キャプテン都城太郎さん
十手持ち*都星矢花形*都舞斗さん*都紗助さん*都雅輝さん*都颯貴さん*あきらさん*松永さん
茶店主人*都英樹さん
*あらすじ*
1幕:茶店前
お金の為なら人をも殺す極悪人で、人相書きが回っている剛堂亀四郎がやって来る。
そこへ、貯めたお金を持って、親孝行しようと故郷に帰る旅支度をした越後屋の番頭がやって来る。
亀四郎は、越後屋の番頭が三十両持っている事を聞き出すと、「私は、大丸屋の番頭をしている。仕入のお金百両を持っている。大金を持っての一人旅は危険。旅慣れている私が、故郷の近くまで、一緒に付いて行ってあげます。」と言葉巧みに近付く。
茶店主人から亀四郎の素性を聞かされた越後屋の番頭は、とんでもない人に知られてしまったと後悔する。
幕間
あの手この手で、亀四郎を巻いたと思った越後屋の番頭だったが、追いつかれてしまう。
「何で、俺を避けるんだ。この先には、山賊が出たり、蝮が異常発生している山を幾つも越えなければいけない。」と脅す亀四郎。
しかも、一気に日が暮れてしまう。
仕方なく、亀四郎と、旅籠に泊まる事にする越後屋の番頭。
宿帳の事を考え、二人は、亀四郎が兄、越後屋の番頭が弟で、弟は、熱病を患い数言葉しか喋る事が出来ない振りをするように指示する亀四郎。
2幕:旅籠
宿帳記帳に、女将が色々尋ねると…
兄の名は、「背尿流滝(セニョールタキ)」で21歳
弟の名は、「調子狂(チョウシクルーニ)」で14歳
住いは、越後新発田(エチゴシバタ)浪速区通天閣側回転寿司横…
似ても似つかない二人を見て、不審に思う女将。
二人は、離れの坊主の間に案内される。
そこへ、女将の兄の役人がやって来て、人相書きを見せる。
「その男なら、今しがた、二人連れでやって来た。」と女将が言う。
役人達は、亀四郎の鴨になっている越後屋の番頭を助けるべく、坊主の間を取り囲む事にする。
3幕:坊主の間
百両持っていると言う亀四郎と、三十両持っている越後屋の番頭。
ひとりが風呂に入り、ひとりがお金を見張ると言う事になり、亀四郎が先に風呂場に行く。
亀四郎がいない間に、枕の下の巾着の中を確認すると、案の定、石ころだった。
そこへ、お茶を持って来た女将が話しかけると、普通にしゃべる弟。
「私の兄は役人をしていて、この部屋を取り囲んでいます。何かあったら、必ず声を出して下さいね。」と言う女将に、「私にもしもの事があれば、越後は新発田に住んでいる清兵衛とおしんに渡してもらえますか。」と三十両を預け、その代わりに湯飲み茶碗を忍ばす。
風呂から戻って来た亀四郎は、越後屋の番頭が風呂へ行くと部屋を出たすきに、枕の下を見ると、湯飲み茶碗が入っていた。
自分の企みがばれてしまったと悟る亀四郎。
越後屋の番頭が、「今日は風呂には入らない。」と戻って来る。
お互い、枕の下には、お金がない事を知っているが、そのまま黙って寝る振りをにする。
灯りを消し眠ろうとするが…
擦った揉んだの挙句、亀四郎は、役人に取り押さえられてしまう。
灯りを消した後の若丸座長と剛副座長の舞踊大会が、可笑しくて可笑しくて、大爆笑の連続
若丸座長の団員さんたちの舞踊の真似や、各劇団座長の真似、これがそっくりで、可笑しくて大爆笑しました