⑱より続き…
順不同になりましたが…
2部 お芝居 大江戸ゴーストバスターズ
*配役*
安倍せいせいかつ(アベノセイセイカツ)*姫猿之助座長
せいせいかつの妹 お光(オミツ)*マスコット ひよこさん
せいせいかつの弟子 新吉(シンキチ)*初音きららさん
芦屋道満(アシヤドウマン)*山戸一樹さん
道満の手下*助っ人さんお二人
死神*咲之阿国若手リーダー
死神の母 賽の川の追剥婆(サイノカワノオイハギババァ)*千鳥さん
*あらすじ*
1幕:街道
陰陽師 安倍晴明(アベノセイメイ)の子孫の安倍せいせいかつは、魑魅魍魎(チミモウリョウ)を吸い取る箱を発明した。
(魑魅魍魎とは、人に害を与える化け物の総称)
その箱の使用時には、踊りながら、安倍晴明の時代から伝わる呪文を唱えないといけない。
「ダイソン・掃除機・吸引力・落ちない」
新吉に、そのダイソンの箱を背負わせ、先に、お光の許へ帰らせるせいせいかつ。
そこへ、芦屋道満達がやって来て、ダイソンの箱を渡せと迫る。
断るせいせいかつを斬り付け去って行く道満。
「死人帳」を持った死神がやって来る。
死んだせいせいかつに、「さぁ、行きましょう。」と促す死神。
「このままでは、妹のお光と新吉が危ない。三日待って欲しい。」と頼むせいせいかつに、「ノルマがあるんですよ。」と言う死神。
吸い取ったダイソン箱の中の魑魅魍魎を渡す事で、話がまとまる。
帰りが遅い事を心配した新吉とお光がやって来て、倒れているせいせいかつを見つける。
2幕:安倍家
生きている人間には、せいせいかつと死神の声も聞こえなければ、姿も見えない。
新吉が戻って来て、「医者が言うには、先生の命は今日か明日か…」と、お光に報告する。
そこへ、道満がやって来る。
死神が戸を開ける。
「手も添えていないのに、戸が開くとはな。」と訝しがる道満。
「そなたの師匠、安倍せいせいかつが斬られたと聞いたが…(お前が斬ったんだろ!)
せいせいかつに、金を貸してくれと言われ貸したが、(借りてなんかいない!)返せないその時は、ダイソンの箱を渡すと言った。」と言う道満。
「ダイソンの箱は渡さない。(良く言った。)」ときっぱり断る新吉に、「代わりに、お光を連れて行く。」と言い、新吉を気絶させる道満。
事の一大事に、死神に、「何とかしろ。友達を呼べ。」と言うせいせいかつ。
「私のおっかさんを呼びます。」と言う死神。
呼ばれて、現れた死神のおっかさんは、「ひゅうどろどろと、太鼓の音が鳴っている時だけ、生きている人間に、声が聞こえる。」と言う。
「ダイソンの箱とお光を取り返せ!」と叫ぶせいせいかつ。
気が戻る新吉。
3幕:芦屋家
新吉が、「嬢さんとダイソンの箱を返せ。」とやって来る。
新吉が、やられそうになるのを見て、死神のおっかさんに、何とかして欲しいと頼むせいせいかつ。
死神のおっかさんは、「これを付けられた人は、直ぐに死ぬ。」と天冠を出す。
道満の手下達に天冠を付けたまでは良かったが、道満と間違えて新吉に付けてしまう死神のおっかさん。
慌てて取り外すと、直ぐに蘇る新吉。
新吉は、道満をやっつけ、「やったぁ。見事、敵を討ちました。」と言うと…
「俺は、生きているよ。もう少し、長生きさせてもらうよ。」と現れるせいせいかつ。
訝し気な新吉に、せいせいかつは言う。
「この世には、便利な言葉があるんだよ。知らぬが仏。」
レザー光線や、巨大なエアーどくろを使って、楽しく笑えるお芝居でした。
口上
安倍せいせいかつ*姫猿之助座長
死神*咲之阿国若手リーダー
仕種とか、滅茶苦茶、可愛い死神でした
新吉*初音きららさん
お光*マスコット ひよこさん
HAPPY BIRTHDAY
沢山のケーキでした
⑳へ続く…