今回も久しぶりの投稿です。
まだまだコロナ禍の状況に翻弄されていますが、新たな道を見つけてでも前に進まないと、下ばかり見ていても成長はできません。
そんな中、脳の働きとしてよく知られているドーパミンの別の働きを知りました。ドーパミンは人間の快楽を刺激する物質としてよく知られているものですが、何かの報酬に対して最初は放出されるドーパミンが、慣れてくるとその報酬に対して放出されるのではなく、何かの前兆、兆しが感じられた時にドーパミンが出るのです。例えば旅行の計画をしている時が一番楽しい!!と思えるのは、その働きそのものだという事です。また、釣った魚には餌をやらない。なんて事も結婚後はあるかもしれません。ただ、その刺激が過剰になりすぎてしまう場合、何らかの依存症になってしまい、頻繁にある特定の快楽行動に走ってしまう。ということなのです。
ただ、その一方、第三者に共感するという人間的な部分もドーパミンを放出するようなのです。相手の喜びを自分の事として喜べる。その働きは小さい頃、親や身近な誰かに喜んでもらったことが嬉しかったという経験は少なくとも一つはあるかと思いますが、それは、各々の意志で記憶に残っているわけではなく、自然に脳の快楽の回路として構築されて大きくなっていくようなのです。それは、まさに人間的な部分であり、人が人を思いやれる大事な部分です。
そのように、人間の脳の本能的な感情の部分、楽しい、快適だ、と思える感覚を何歳になっても適度に刺激をしていくことは、身体や脳の健康にとってとても重要になってきます。何かに依存してしまうのが人間の心の弱さですが、それが過度にならないように、うまくドーパミンという物質を利用していけば快適な人生がおくれるのではないかと感じます。そのためには、やはり自分の軸。身体から心を整えていくということに行きついてしまいます。
小さなサロンですが、一人でも多くの人に自分の快適な状態を維持し、人生をバランスよく舵取りできる手助けができたら幸いです。