こんにちは。
骨盤調整&ピラティス『やさしいて』の黒木美和です。
最近、ブログの機能が変わってしまい、ブログの内容自体が発信されているのかいないのか定かではありませんが、少しでも誰かの心に響けばと発信させて頂きたいと思います。
さて珍しく前回の更新に引き続き、筋肉のお話です。人の身体は骨と骨を繋ぐ関節があるからこそ自由な可動域が実現できるのですが、それを制御しているのが筋肉になります。筋肉は、ダイエットやトレーニング目的で鍛えたりするものとして捉えるのではなく、身体の機能のバランスをとっている器官として捉えた方が、生涯上手く付き合っていけるのではないかと思います。
というのも、例えばヨガのようなストレッチ目的で筋肉を伸ばしすぎることは、神経反射が起こり、筋肉内のセンサーが反応して逆に筋肉を収縮させ固くしてしまったり、筋トレを目的で頑張って負荷をかけたトレーニングは、筋肉を縮めすぎて関節をガチガチにしすぎてしまったりと、自分の本意とは違う結果をもたらしてしまうことがあるのです。筋肉自体が楽なポジションで、筋肉のしなやかさを身体で感じながら行う動きは身体も楽に動きます。(ただ、脱力した怠慢な姿勢での動きとは区別しないといけませんが。。)
一方、筋肉同様、子供の心も同じような現象が起きるものではないかと思います。親と子の心の通わない関係の中で、強制的に物事を進めると、数年後数十年後に神経反射が起きたかの如く、反発して親の想いとは全く違う方面に進んでいってしまうものだと思います。常に子供の気持ちを確認しながら生活するには無理があるかもしれませんが、タイミングをみて子供の心を開放して受け入れてあげることはとても大切なのではないでしょうか。身体が大きくなって、何でも一人でこなせるようになっても、まだまだ心も身体も未熟です。大人が経験する10年と子供がこの世に生まれてから経験する10年は、密度の濃さが全く異なるものです。
どこか有名なテーマパークやレストランに連れて行ってあげるのではなく、純粋な心に親の純粋な気持ちを伝えるだけで、子供は何よりも安心して幸せな気持ちになるのではないでしょうか。