こんにちは。
羽島市の骨盤調整&ピラティス『やさしいて』黒木美和です。
私達、団塊世代以降の世代は今、働き盛りで、活発にどこでも行きたい所に行け、何でもできる年齢です。貪欲に自分の希望、願望を満たそうと努力を重ね、ひたすらに前に進みます。そんな時、綺麗な感情だけでなく、つまずいたり、転んだりすることで悔しさを経験する事や、自分の未熟さゆえに人を羨んだり、妬んだりすることもあるでしょう。綺麗な感情だけではなく、人に知られたくない闇の部分と共存しながら人生を歩んでいき、自分の中で折り合いをつけながら歩んでいくのが人の人生だと思います。
そして、その人生の終焉に、やはり結果を求めるのは当たり前のことなのかもしれません。ただ、それが名誉や財産など、他人からの評価に値するものであればあるほど、心の欠乏感に苛まれるのではないかと思います。人の幸せの形は、今の時代は一つではないですが、人生の最期に心を満たすことができるのは人の温もりなのかもしれません。それは、自らが望んでも自分の勝手な都合で与えられるものではありません。だからこそ、自分の中に沸き起こる闇に呑み込まれないようにする努力、忍耐、学習が必要になるのだと思います。日々の人に対する言動や気持ちは鏡に反射するが如く、跳ね返ってくるように感じる時があります。
自分の身体をコントロールする時、身体の解剖を知ることによって、イメージしたことがダイレクトに身体に反映できる場合があります。ただ足を伸ばすだけでもどの筋肉がどこの関節をどの方向に動かしているのか鮮明にイメージできるという事は、日々の学習と経験しか身に付きません。それと同じように自分の心のコントロールも同じような場面で同じような反応を示している自分自身に気が付くことから始まり、どのように修正したらよいのか自分自身に問いかけ、過去の歴史を学び、色々な人の思想や心理を学び想像力を豊かにしていく事で、新しい自分を作り出すことは大切なことであり、何歳になっても努力していく必要があると思います。臨機応変に自分の心と身体を柔軟に対応できるようになった先に、どのような景色が見えてくるのか、それは全部自分次第、様々な景色が臨めることなのだと感じます。