こんにちは。
羽島市の骨盤調整&ピラティス『やさしいて』黒木美和です。
夏休みもあと一週間で終わってしまいます。子供は名残り惜しいと思いますが、親としてはあと少しの辛抱!!っていう感じですよね。
ところで、我が家の子供達は合気道を習っているのですが、そこでいつも見せて頂く洗練された師範の動きは、とても軽やかに無駄な動きがありません。また、受け身をとる側も激しくたたきつけられているかのようですが、上手く技をかけられたときの力を逃がす動きで終始します。
合気道だけではなく、水泳や野球などどのスポーツにも共通している事なのかもしれませんが、とにかく身体の中心軸がブレずに様々な動きができることで、手に伝わる力、精度は全く違います。
本番の試合やテストなど、力を抜いて楽しむことができるのは、どの動きにも対応できる身体づくり、基礎がしっかりしている事に他なりません。先日まで行われていた高校野球でも、やはり勝敗を大きく左右するピッチャーの身体の動き、投げた時のフォームは優勝校に近ければ近いほど軸が安定した柔軟性に富んだ身体です。
何にも負けない鋼のような肉体と精神は、意外に脆いものです。あらゆるもの跳ね返して強くなるのではなく、一旦向き合ってから受けるか流すかを選択できるしなやかな心と身体は、真の強さを作っていくのだと思います。短期的にやったことが、全てを網羅できることはありません。一つずつ、一日一日の積み重ねが自分自身をつくっていくんだと肝に銘じて、今日も一日頑張っていきましょう!!