最近の成年後見業務 | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。

おはようございます。


あっという間に、

11月も3分の1。


この時期は、毎年「なんだか今年も何も成し遂げていないなあ」と

感じてしまいます。


ですが、今年は、

成年後見に関して言えば、

実に様々なケースを経験させていただいているなと

思います。


その意味では、ちょっとは成し遂げたかなと。


最近、大きな出来事が二つありました。


一つは、被後見人の方が亡くなられたこと。


僕が担当している案件では初めてでした。


ご高齢で、病気などもあったのでやむ得ないですが、

10月上旬に、入院先の担当医に呼ばれ、

「もっても10月いっぱい」と言われていました。


去年も今年の春も

「明日にでも何があってもおかしくない」と

言われながら、回復してこられたので、

今回も11月までもつかなあと期待したのですが、

今回ばかりは、お医者さんの宣告どおり

10月下旬に旅立たれました。


ご自宅をバリアフリーに建て替えてから、

ほんとど住まないまま、入院生活を

されていたようで、最期にご自宅へ戻ってきて

お通夜・告別式等できて良かったなと思います。


僕も、10月は、いつでも出動できるように準備しながら、

最後は、葬儀屋さんとの打ち合わせや、

お布施等のお金の準備など走り回っていました。


仕事の性質上、

ほとんどこのように亡くなられるまでのお付き合い。


他の方ともいつかは、お別れが来るんだなと

思うと、せつない気分にもなりました。


もう一つの最近の仕事は、

警察からの捜査の協力依頼。


詳細は、書けませんが、

被後見人が、被害者の一人になっているような出来事があり・・・。


それも一つの原因で、僕が後見人になったので。


僕の持っている資料の一部を指紋検査などするそうで。


そんな感じの、

今まで経験していなかった出来事も日々経験する

成年後見業務。


ご家族やご親戚がいるケースも多いですが、

このようにいろんなことがあると、

ご家族も全部自分で背負い込んでしまうと

ほんとに大変だと思います。


ますます、第三者の後見人がお手伝いをして

協力していくことの重要性を感じている今日この頃です。


警察に方にすら、

「大変ですねえ」と言われるこの業務。

もちろん、大変は大変ですが、

僕は、やりがいや楽しささえ(決して、人の不幸を喜ぶとかではありませんが)

感じてやっています。


今日も老人ホーム2ヶ所訪問します。


まだまだ未熟なので、

もっともっとできるように今日も頑張っていきたいと

思います。