孤独と不安に寄り添う成年後見人 | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。

こんにちは。


今日も在宅で一人暮らしの方(精神障害)の方の

ご自宅にお伺いし、お金のことなど色々やりとりしてきました。


僕がいるときは、かなり楽しそうに話をされていましたが、

帰り際の寂しそうな姿が印象的でした。


お子さんが親御さんの後見人になるようなケースも

たくさんありますが、僕ら第三者が関わる場合は、

ほとんどが身寄りがいなかったり、

いても疎遠だったり、何らかの形で関われない場合が

ほとんどです。


ですので、在宅で家族と和気あいあいと過ごしているなどという方は

いません。


在宅であれば、一人の方ばかりです。


中には、おそらく月1回僕と会う時以外は、

ある程度長めの会話などは誰ともしていないだろうなあという

方もいます。


老人ホームなどに入っていても

身寄りがいないので訪問客は皆無
(ご家族がほぼ毎日
様子を見にくるような方もいる中で)

また施設の職員も忙しいので、そんなにしゃべりたいことを

しゃべることもできなかったり。


僕がお会いする時は、ほぼ唯一の訪問客であったりするので

その時間は、お元気な様子の方が多いです。


しかし、今日寂しそうな後姿を見て、皆さん孤独と不安の中で

過ごしているんだろうなあと思いました。


そう考えると、ますます後見人の存在は、重要です。


お金の管理や支払いのことなどを心配せず安心して過ごせる

ようにすること。


そして、「何かあったら相談できる・心強い」と意識・無意識は

別にしても思っていただき、孤独と不安を少しでも解消してもらう。


そんな存在でありたいし、後見人に対するご本人の期待も

大きいに違いないと思う今日この頃です。