こんにちは。
1週間がスタートするに
あたって、自分のCD聴いています(笑)
聴くに耐えない曲と
聴き心地の良い曲と
ありますね。
さて、
「聴く」というより
「聞く」と言えば
お客様からのご相談。
日曜日も
初めてのお客様に
事務所にお越しいただき
あっという間に
3時間が過ぎていました。
僕のスタンスは
とにかくお話をお聞きすること。
30分とかで区切ると
言いたいことも言えずに
終わってしまうかもしれないので
「じっくり2時間制」にしています。
まあ、それもアバウトで
今回も3時間でした。
今までどこに相談していいかも
わかならかったし、
聞いてくれる人も
いなかったというようなことを
安心して話していただける場に
したいという思いがあります。
その上で、
ごちゃごちゃの問題を
交通整理して、
いろんな解決方法を
ご提案できればいいなと
思っています。
だから、
最初からあまり話も聞かずに
頭ごなしに
「法的にこうだから」と
押し付けたり
することはしません。
今日も
お客様が
帰られるときに
「話してすっきりした」
とおっしゃられていて
良かったなあと思いました。
なんで、僕が
このようなスタンスなのか。
その原点がいくつか
あるのですが、
その一つが
中学・高校時代に聴いていた
知る人ぞ知る
土曜深夜のラジオ
「叫ぶ詩人の会ドリアン助川の
正義のラジオ」という番組です。
若者からのいろんな悩みなど
を電話で聞く番組です。
当時、僕には二つの意味で
新鮮でした。
一つは、
同じ世代でも
世の中これだけ
いろんな経験をして
問題を抱えている人が
いるんだなあということです。
僕は僕で悩みを抱えていたと
思いますが、それどころじゃない
人たちばかりでした。
普通に「デートがどうの」
「学園祭が楽しかった」という
内容から援助交際・薬物・いじめ・中絶
過食症・病気・家族関係など
実にさまざまな悩みが寄せられていました。
で、きれいごとな感じじゃなくて
ディープな内容ばかりでした。
時に「いじめをしています」とか
「援助交際して何が悪い」というような
人もいました。
ここで、すごい視野が広がったと
思います。
「何が悪い!」みたいに
表面上は言ってますが、
わざわざ電話してくるぐらいなので
言葉だけでは見えない
「誰かに話を聞いて欲しい」とか
「ほんとはやめたい」とか
心の奥底の悩みというのは
人ってあるんだろうなあと
気づけた気がします。
それともっと新鮮だったのが
パーソナリティーのドリアン助川さんの
受け答え。
普通だったら
「親の言うことは聞くものだ」とか
「薬物なんて人間のくずだ」とか
「甘ったれるな」とか
「もっと頑張りなさい」とか
頭ごなしに説教したりするものです。
現にこの番組を引き継いだ某ヤンキー先生
(のちに国会議員となる)は、
すぐ怒鳴り散らしていました。
でも、ドリアン助川さんは
そういうことは滅多になく、
まず話をじっくり聞いていました。
そして、すでに苦しんでいるからこそ
電話をかけてくるんだから
「頑張れ!」と言ってプレッシャーを
かけたりしませんでした。
そして、自分の恥もさらけ出しながら
一緒に寄り添いながら
解決方法を考えていく、
そんな感じの人でした。
世間では、レッテルを貼られて
しまうような人に
対しても決して、その存在や
人間性まで否定したりはしませんでした。
僕は、
この番組で大きな
影響を受けたました。
人にはいろんな生き様が
あるということを知り、
悩みを抱えている人の
役に立つような
人に深く接する職業に
就きたいと思い始めたのは
この頃です。
当時は、どんな職業が
それにあたるかわかりませんでしたが、
巡り巡って、
行政書士として
法的な面から
家族関係などの問題に
携われるのは
当時の思いが実ったのかなとも
思います。
半分無意識でしたが、
当時の彼のラジオでの
スタンスと、
僕の行政書士としての
スタンスが似ている面も
あり、嬉しくもあります。
とともに
そのような原点となったラジオ
を思い出し、忘れないように
しながら、
街の身近な法律家として
相談業務などに
力を入れていきたいと
思います。
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