病院でのクリスマス会 | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。



にほんブログ村



こんばんは。


今日は、午前中神奈川の老人ホームへ。

僕が後見事務を担当している方に

お会いしてきました。


で、午後は事務所でお客様と打ち合わせ。

その後事務作業。


祝日ということもあって

かえって落ち着いて仕事ができた

一日でした。


で、昨日は

病院のクリスマス会を

見学してきました。


その病院に入院されている方の

後見事務を担当しているからです。


40代の男性で、

脳出血で倒れて以来

判断能力も不十分になり

話すことがあまりできず

車いすでの生活を

送られています。


で、その方が

先月お会いしたとき

どうも僕にクリスマス会

に来てほしいようだったので

今月は、それに合わせて

訪問しました。





ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見      スペシャリストへの道-111222_1430541.jpg


普段は、マンガが好きということ

ぐらいしかわかりませんでしたが、

この日は一番前の列で

とても楽しそうに職員による

ハンドベルの演奏を聴かれていました。


今まで見たこともないような笑顔でした。


クリスマスカードをもらい、

ケーキも早食いしていたので

普段あまりやることのない

ご本人にとっては

とても楽しいひと時

だったと思います。


普段外出したりもできませんし、

自分でできることも限られている中で

音楽を聴いたりするのは

とても心地よい時間だったの

ではと感じました。


僕が担当している方は

当初ほぼ書けなかった字が

見写し書きで少しずつ

書けるようになってきました。


ですので、昨日も

ノートとペン、それにひらがなの表を

持っていきお渡ししました。

早速喜んで練習されていました。


いずれ、病院を出て

施設などで生活できるように

する予定です。


そうなったときに

音楽鑑賞などにも

いけるようになればいいなと思いましたし、

読み書きや歩行なども

少しずつできるように

なればいいなと思います。


僕は医者やリハビリ専門の人でも

ありません。

僕が後見人として

できること(すべきこと)は

ご本人の財産の中で

ご本人のために何ができるか。

そして、代わりに契約を締結をすること。

例えば、音楽鑑賞に連れていってくれる

ガイドヘルパーさんと契約したり、

ご本人のお金の中から

ご本人が好きな物や

ノートを買ったり。

本人が住みやすい施設を探して契約したり。


そして、ご本人が少しでも

生き生きと生活されるために

サポートすることです。


もうボケてるから、

しゃべれないから

ただ通帳を預かって

施設や病院に

お金を払っていればいい。


本人にも会わなくていい。


で、てっとり早く

報酬がもらえる。


そんなふうに

考えている法律家の

後見人もたくさんいます。

高齢化社会だから

美味しい業務だという

発想しかない法律家が

多いのが

現状です。


自分の報酬が減るから

「お金をあまり使わないように」と

ご家族に言う弁護士の後見人

すらいて、ご家族から

相談を受けているほどです。


そんな後見人の人達とは

僕は一線を画したいと思います。


昨日のクリスマス会でも

ほとんど意識のないような方でも

ハンドベルの演奏を聴いて

何かしら感じとられていると

思いました。


元々わかっていたことですが、

やっぱり誰でも生きている限り

「気持ち」とか「意思」とか

「感情」とかがあるってことを

再認識しました。


ですので、どんな状況の方の

後見人をするにあたっても

定期的に本人にお会いし、

ご家族や職員の方のお話を

伺い、

ご本人とって何が

大切か常に考える

後見人でありたいと

あらためて思います。




いつも応援クリックありがとうございます。

一位目指して頑張ります!!!

↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ