遺言は60代で書きましょう! | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。


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こんばんは。


今日は、とある温泉で

介護事業などを手掛ける方と

打ち合わせをしてきました。


温泉に浸かって

頭も体もリフレッシュして

きました。


まだまだあんまり取り組む人が

いないことについて、

今後のビジョンなどを

話し合いました。

普通の人がめんどくさくて

取り組まないけど、

ほんとは必要なことについて

積極的に取り組もうと

している人、

前向きな人、

そして、そういう人と

僕の価値観も近いものが

あるので

話してて楽しいし

元気が出てきますね。


こういう仲間を

大切にしていきたいです。


いい一日でした。


さて、遺言を書くのは

「どのタイミング?」と

以前から良く聞かれていて

考えていました。


もちろん、

明日どうなるかわからない

わが身の中では、

「今すぐ」が

一番正しいと思います。


でも、ただでさえ、

壁がある感じの日本の

「yuigon」産業。


一般的な目線で

言うとすれば、

「60代がベストなタイミングではないか」と

現状では考えます。


簡単な遺言は、

これ以前に準備すべきと

思います。


しかし、きっちり丁寧に

完成させる意味で書くのは

60代が妥当。


50代でも

70代でもダメだと

思います。

(50代までに書いて

何度も書き直す習慣が世の中に

できれば別ですが)


まず、遺言を使うのは

その人が亡くなった時。

60歳までに亡くなる確率は

4%ぐらいだそうです。


なので、60歳までに

使う確率は

そんなには高くありません。


そうすると、平均寿命は80歳を超えているんだから

もう少し遅くても良いような気がするかもしれません。


しかし、確実に死亡率は高まる。


そして、70歳をすぎると、

生きていても

認知症になったりする確率も

増えると思います。

ですので、遺言を書く判断能力が

なくなる可能性があります。


それと同時に体が急激に弱る。

弱るとどうなるか。

しっかり財産状況を把握した

上で書くと言う意識が薄れます。

子ども主導で書いたり、

専門家に丸投げだったり、

セミナーとか人の話を聞くのも

大変だったり、

ほんとにその人の意思で

書いてるのかあやしくなります。


そして、「夏は暑い」「冬は寒い」

「今日は体調悪い」「雨だから外出できない」となんだかんだ

専門家に相談したりする足が

遠のきます。


結局、書かないまま

亡くなります。

そして、残された家族が困ります。


それに比べて60代は、

僕の実感としては

まだまだ元気な人が多いです。

頭もしっかり働くので

丁寧に遺言を作成することが

可能です。

70代よりは、フットワークも

軽いです。


もう一つ大事なのは

元気であるとともに

人間関係や財産関係も

落ち着く世代です。


一般的には

50代までに

子育てが終わり、

子どもが就職、結婚などをして

一段落します。

今後、心配なのは

介護施設への費用ぐらいであり、

教育費などにより財産が減ることは

ありません。

また、新たにローンを組んで

家を購入するとか、大きな事業を始めて

借金するとかは

あまりないので

預貯金こそ目減りはするでしょうが、

大きな財産の変動はそんなにないと思います。


つまり、今後の財産状態についても

検討がつきやすく、

誰に何をどのぐらい残すか

イメージしやすいと思います。


そのうえ、50代までは

仕事・子育てなどに追われ

「万が一のための遺言なんか考えてられない」

「いちいちセミナーの案内されても」みたいな

状況だったと思いますが、

60代は、定年を迎えたり、

子育てから解放されたり、

50代までよりは

自分の時間が持てる世代です。


ですから、今までのことを振り返り、

これからの老後についても

考える丁度いい時間だと思います。


遺言についても落ち着いて

考えられるのではと思うのです。



僕の中では、

「結婚したら遺言」が

モットーであることに変わりは

ありませんが、

一般の方の目線で行けば、

とりあえず60代には考えて

いただきたいなあと思います。






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