こんにちは。
昨日も今日も日中は外出が多く夜事務所というパターンが
続いています。
事務所は夜の方が落ち着いているし、昼間は受付で電話応対していただけるので
この生活パターンは気に入っています。
で、今日に関していうと、全然違う3人のお客さまのことで、色々していましたが
すべて手間取っていたのはすべて戸籍のことばかり。
相続とか遺言というと、「誰に何をあげるか」とか「あいつにはあげたくない」みたいなことが先走りますが、手続きをするには、まず相続人を確定しなければいけません。
「自分だけだよ」と言っても、ほんとに一人なのか客観的に確定させなければいけないので、相続人の子ども時代まで遡る必要があります。
たとえ、中野に住んでる人でも本籍が中野ってわけじゃないですし、
その戸籍のある市町村の役所でしかとれないので、結婚による除籍、離婚、養子縁組、引っ越したついでの転籍、などなど様々な事情で、戸籍が移転している場合は、いちいち、別々の役所に請求する必要があります。
しかも昔のは手書きでよみにくい。
読み間違えないように、何度もにらめっこしたりしています。
ということで、すべて揃っているようでも揃っていないということが多々あります。
だからたとえ分け方で揉めなくても相続手続きは大変です。
すんなりとはいきません。
たかが戸籍ですが、されど戸籍です。
よく役所で、職員に何度も説明されてもわかってなさそうな人もみかけます。
なので、争いなくても専門家に相談なり依頼するのが得策だとつくづく思います。
今日お会いしたお客様も、ご自身ではよくわかっていないようですし、
役所に行って並んで待つ時間とかも考えたら、「依頼してやってもらって良かった」と
いう趣旨のことをおっしゃっていました。
財産の分け方などの法的なアドバイスなども専門家して重要ですが
その前提となる戸籍の収集もかなり重要な任務だと感じる今日この頃です。
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