マフィアの大量の麻薬を確保した警察

しかし、マフィアから毒を盛られ窮地に陥ってしまう

彼らを運ぶため逮捕されていた男にトラックの運転を頼むが？

鑑賞日　2022年1月9日

映画館　キネマ館

PG12対象

麻薬使用を思わせる描写

インド映画と言えば派手、美女、ダンスがお約束。

それがインド映画の良さなのですが、最近はそれに頼らない作品もボチボチ出てきています。

本作も一風変わったインド映画。

しかもこの男、色々訳ありだったりします。

本作のポイントは担ぎ出された男。

長年の捜査が身を結びマフィアが持つ大量の麻薬を確保した警察。

田舎の警察署に隠され万時解決、と思いきや内部の裏切りにより祝賀会に毒を盛られ警察官たちが倒れてしまう。

怪我をしていたため祝賀会に参加せず難を逃れたビジョイは警官たちを病院に連れていくことにするもトラックを運転できる人物がいなかった。

そんな折、不審者として囚われていた男ディリにトラックの運転を頼むことに。

最初は嫌がっていたディリだったが脅された事もあり運転を引き受ける事になる。

一方、麻薬が隠された警察署では当直の警官が逃げてしまい、赴任したばかりの警官と補導された若者たちが防衛線を引かされていた。

果たしてディリは警官たちを無事届けることが出来るのか？

展開としては毒を盛られた警官たちを輸送するディリ達とマフィアの襲撃に防衛線を張る警察署の展開が入れ替わる形となっています。

そして、やっぱりというかディリの圧倒的な強さがキモ。

チンピラ共の策なんぞ拳で粉砕！

見どころは前半、運転を引き受けたディリ。

半ば脅されて運転を引き受けたディリ。

その前に腹ごしらえという事で、警官たちが食べていたデリバリーを食す！

圧倒的な食事シーンとなっています。

気になった点は冒頭の展開が分かりづらい事。

実際ディリが登場するまでダイジェストと言わんばかりに早い展開であり正直さっぱりかと。

後は・・展開がご都合&無茶苦茶な事。

これはツッコミどころというべきかと。

今までのインド映画とはちょっと違う本作。

とはいえアクション面ではやっぱりインド映画らしく激しいものとなっています。

ダンスシーンが無いのでインド映画が苦手という人でも見やすい作品になっていると思います。

インドのアクション映画繋がりでチョイス。

まあ、日本で公開されるインド映画って大抵アクション映画じゃね？というのはナシで、

頼まれたからには 囚人ディリ