食塩含有のミネラルはナトリウムで、体液バランスや筋肉機能、神経伝達に重要。
ナトリウム不足は、運動能力が下がり、睡眠トラブルが起こり、熱射病や心臓トラブルも起こり易い。
塩分摂取は、活動量も考慮しなければいけない。
1999年研究発表では、〈減塩・糖分・加工食品〉摂取を控え血圧が下がった。
不健康な食品を摂っていたら、減塩だけでは血圧は下がらない。2016年研究では、減塩しても心不全の死亡のリスクは下がらなかった。
塩分不足は、砂糖や加工食品などの中毒物質をより求めてしまうので、食べ過ぎを起こしてしまう。ストレス反応によって血圧が上がったり、糖尿の原因になったり、腎臓にトラブルを抱えたりなんてことも起こり得る。

カリウムの摂取量が増加すると心臓血管疾患は起こり難くなり、動脈の壁を緩めて血圧を下げる作用があり、血圧が下がることで心臓血管疾患や脳卒中のリスクも下がる。

自然の塩には、カリウムやマグネシウム、カルシウムも入っている。カリウムが含まれる〈温野菜・生の果物〉を沢山摂っていれば、塩分の制限を過剰に考える必要はない、加工食品を避けることが大切。

戦後GHQの減塩指導は?日本人の、弱体化をねらったものだった。