二人目天使さよならまでの経緯1 | 死産、流産を乗り越えて!君に逢えたキセキ。。。

死産、流産を乗り越えて!君に逢えたキセキ。。。

死産2回、流産3回経験、また不妊、不育でもあります。
私のブログをよんでこんな出産もあるんだ。無事に産まれてくる事は奇跡であり、ありがたいことなんだと思ってくれると嬉しいです。
2012年3月元気な男の子を出産しました。
2016年5月元気な次男出産しました。

この記事は2010年11月に死産となった二人目天使の当時、公開を迷ったままで保存してあった記事です。
かなたがお腹の中で生きた証として公開させて下さい。





不育症外来 5週4日 胎のう確認 異常なし

6週2日 心拍確認 異常なし

大学病院 7週6日初受診 異常なし

不育症外来 8週4日 「赤ちゃんは元気だね」

って言ったあと先生が無言で頭の部分を見ていたのが気になりましたが特に何も言われず診察は終わりました。

その後、

大学病院 9週6日 異常なし

不育症外来 11週2日 
赤ちゃんの心拍と大きさを測り「元気だね」と言われましたが、また先生が無言で何か計っていてこの時、浮腫だと察しました。

11週から13週の間に赤ちゃんの首に浮腫があると染色体異常や心疾患などの病気の子が生まれる確立が高くなる(頸部浮腫=NT)


やはり診察の最後に浮腫があることを指摘されました。

この時かな君の浮腫は2.5ミリで3ミリ以上になるとダウン症(21トリソミー)等の染色体異常の可能性の子が生まれる確率が高くなるらしく(病院によって基準値が違ったり、浮腫があっても特に問題にしない病院もある)先生は

「この時期、異常がなくてもこのくらいの浮腫が見える場合結構あるからね。基準値内だけど一応、大学病院受診した時に浮腫みがあったこと伝えて染色体の検査を受けるか相談して」

と言われ診察が終わりました。



今回はきっと順調、10週を越えたからやっと安心できるとばかり思っていたのでショックとまたか…という気持ちで待合室に戻った私は旦那ちゃんにメールで伝えました。

そして会計待ちの間も新幹線の中でもずっと浮腫について検索してました。

家に帰ってもPCで検索し、浮腫6ミリある子でも異常なく生まれてきてる例があること、染色体異常などの確率が上がるけどそれでも浮腫だけではそんなに高い確率ではないことが分かりこの子は2.5ミリだし絶対大丈夫だと信じることにしました。

それに不育症つながりからダウン症の子をもった方のブログを以前から拝見していたこともあり、少しくらい障害があってもダウン症でも私の中では初めから問題ではなかったです。

それでも実際、浮腫を指摘されその確立があがり、どんな子でも産んで育てると決めていても障害をもった子の子育ては思っている以上に大変なんだろうなと思い、障害をもった子の子育てをしている方のブログをたくさん拝見しました。みんな苦労しながらも生き生きと子育てをしてました。

中には妊娠8ヶ月で胎児の異常を指摘され
「中絶します」と即答した方。

でも中絶できる時期はとっくに過ぎていてダウン症の子を出産なさり、今では

「この子を産んで本当に良かった」とお子さんの成長をつづってます。

もうひとつ気になったことは障害をもって生まれた本人はどうだろうかということ。

障害を持って生まれたことにより苦労して
「生まれなきゃ良かった」って思うんじゃないかと・・・。

こればかりは今確認することができない・・・。

そんな時タイミング良く、テレビで四肢欠損症という障害をもって生まれた20歳の女の子の番組を観ました。

彼女、私達が想像できないような苦労をなさって実際

「死にたい、私なんか生まれてこなきゃ良かった」

って思った時期もあったけど最後のインタビューで

「この身体で生まれたこと今はすごく良かったと思っている」

って笑顔いっぱいで答えていてそれを見て

「やっぱりお腹の子はどんな子でも産む!」

って決心が付きました。

長くなってしまったので続きます。