12月になりましたね。
『師走』
年末になると、何かと多忙で・・・というのが一般的な捉え方なのでしょうけれど、
昔と比べて、“季節感”というのでしょうか、そういったものをあまり感じなくなって
来ているような気がします。
僕だけでしょうか?
師が忙しく、走り回る。ということから、師走というのが由来としては一般的なようですね。
12月だから忙しい。というわけでもないんじゃないでしょうか?
自分の時間とか、ゆったりと自分と付き合うとか、
そんなことって、もう贅沢なことのように思ってしまいます。
例えばね、電車とかバスとか。
山口県とかに住んでると電車やバスって、逃すと1時間待ちとかざらなんです。
東京に来て思うのは、10分15分とかが待てないんだろうな。って。思うんだよね。
気持ちにゆとりがないのか、時間に余裕がないのか・・・。
便利になった。確かに、便利になったと思うけれど、
「時間」や「情報」に振り回されてしまっているところもあるのではないか?
『機械に使われる』
ということを、耳にすることがあります。
本当は、機械を使う、わけですけれど、タイマーやアラームが容赦なく、
私たちを動かしているのも、一面ではありますよね。
例えば、LINEなんかも、「既読つけたら、返事しなきゃ」みたいな感じで、
若い子達は、既読つけずに読む裏技とか知ってたりしますし。
“自らの意思で選択する”
ということを、私たちはいつの間にか奪われているのではないでしょうか?
便利=考えないで済む。
便利=時間をかけて考えるゆとりがない。
便利=間違えてはいけない。
便利さの裏に、何が隠れているのだろう?
機械を使うはずだったのに、使われている。
そんなことにならないように、自分の思いに触れていきたいと思うのです。
“自分の思うように生きるってね、不自由なもんだよ。
決して「インスタント」な生き方じゃないし、苦労だって多い。
でもね、その不自由さの中にある自由ってのは、
作り上げられて、パッケージに詰め込まれた「みんなと同じ自由」なんかじゃない。
誰のせいにもできないけれど、これが自分だって、胸張って言える。
これこそ、自由だと僕は思うんだよ。”
(2018.12.01.)
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