ナグです。
人は自らの思いの世界から、現実を見ている。
これは、紛れも無い事実である。と、僕は捉えています。
誰か人と話をする時、
「この人はどのような“自分自身に対する思い”を通して、世界を見ているのだろう?」
と、言うことを頭の片隅に置いて、接するように心がけています。
お互いのコミュニケーションにおいて、自分がどんな風に受け取る傾向があるのか?を知っておくことは、相手の真意に触れるために欠かせないでしょう。
なぜなら、自らの思いのフィルターを通して、外の世界の全てが、自分に流れ込んで来るのだから。
愛されない、と強く思い込んでいる人は、
相手が見せる愛を信じられないが故に、『愛を試す』表現をしてしまうものです。
試される方としては、自分の真剣な思いが通じないので、必要以上に愛の証明にエネルギーを注がねばならない。
その結果、愛を表現することが喜びから苦痛へと変貌してしまったりもする。
愛を体験するには、
自らのうちに愛を見出すこと。
既に与えられている、あらゆるものへの感謝を
自らの心のうちに見つけ出すことこそが肝要なのだ。
僕自身も日々、与えられているものへの感謝を見出す修行の最中です。
(2018.11.11)