思いを伝える。
そのことを考えたとき、今の時代はたくさんの選択肢とツールがあると思う。
イマドキの少年少女たちって、「下駄箱」にラブレターを入れることとか、
あるのだろうか?(笑)
今は、LINEがあるし、メールもあるし、Facebookのメッセンジャーとかもあるし。
ブログをやっていたら、アメブロとかでもメッセージのやり取りができる。
それに加えて、携帯電話(これもすでに古くなりつつあるけれど)。
“家に固定電話、置いてません”
という方も増えてきているでしょうし。
そして、手紙。
日本は郵便事情が良いから、手紙が届かない、なんてことはほどんどない。
イタリアに住んでいる方の話だと、ローマの郵便は
日本と同じように考えているとひどい目に合うってお話を耳にしたことがありますが。
“メラビアンの法則” って、聞いたことあります?
誤解されているところもあるのですが、僕が今日お話ししたいことについては、
その誤解を説明する必要はないので、そのまま続行します。
(“メラビアンの法則”の誤解については、また別の稿で・・・)
文字で伝えるより、「声」で伝えるほうが、感情は伝わりやすく、
「声」だけで伝えるより、実際に会って話す方が伝わりやすい。
面と向かって話す。
これは、とても勇気がいることだけれど、それだけ「真剣」だってことも伝わる。
“会える”という機会が与えられているのであれば、
それは本当にとても大きな贈り物(ギフト)だし、チャンスなのだろう。
昔の人は、手紙に思いをしたため、その返事がいつ来るのか?
今の私たちには永遠とも思えるような時間を待ち続けたのだろう。
便利になった時代だけれど、思いを伝えることが簡単になった。
と、僕は思わない。
便利さの中に失われてしまった思いも、少なからずあるはずだと思う。
そんな思いに気づける人でありたい。
あなたの笑顔と、あたたかな明るい声と・・・。
それらとともにあなたの口から響く『愛している』の一言は、
私に与えられた至福だと思うのです。
(2018.11.07.)