具体から抽象へ・・・シンボル(象徴)から読み解くこと。(つづきその3) | 過去生ツインソウル・メソッド®︎&ツインソウル・ヒーリング®︎ Primaria☆Stone

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前回の記事(「『知識と認識次元』の話から・・・(つづきその2)」)から
約2週間以上経ってしまいましたね。
(もしかしたら、3週間くらい経ってますか・・・?)

僕が書いている記事は、「寝かせる時間」も必要な内容なんです。
(また、時期を見て
『本というもののタイプ』という感じの話もしたいと思います。)

前回のお話の最後に、

『愛にゆだねる、ということ、違う表現をすると
「違いを受け入れる」ということではないでしょうか?
 そして、そのための方向性、獲得してきた知識を
 より高い次元で活用するための方法は、

 「具体的」な情報、知識を『象徴的』『抽象的』に昇華させる。

 ということなのです。』


と、書かせていただいています。そして、その『具体から抽象へ』というお話になります。


よく、仕事上だったり、人に何かを伝えるときに、

『もっと、具体的に話してくれませんか?』とか、
『具体性が無いんだよね。』とか、

言ったり、言われたりしますよね?

「具体」という言葉を辞書で調べてみると・・・。

ぐたい【具体】とは。
意味や解説、類語。
物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること。「―案」⇔抽象。


対義語である「抽象」の意味は・・・
ちゅうしょう【抽象】とは。
意味や解説、類語。
[名](スル)事物または表象からある要素・側面・性質を
ぬきだして把握すること。⇔具象/具体。


また、抽象的、象徴的に、という表現もしていますので、「象徴」の意味も・・・

しょうちょう【象徴】とは。
意味や解説、類語。
[名](スル)抽象的な思想・観念・事物などを、具体的な事物によって
理解しやすい形で表すこと。また、その表現に用いられたもの。シンボル。


さて、ここまで準備しておいて・・・。



ここからが本題です(笑)。



あなたがペットを飼っているとしましょう。そうですね・・・例えば、チワワを飼っているとしましょう。

当然ペットなんで、名前がありますよね?そして、男の子なのか、女の子なのか、ということもありますよね?

ここで、まず「具体的に」という方向でこのチワワについて考えてみます。

あなたの名前が○○だとすると、

○○さんのところで飼われている
オス(またはメス)の茶色い(あるいは他の毛色の)△△君/ちゃんという名前のチワワ。




というふうに細かく表現することができます。

逆に「抽象的」に表現すると

チワワ⇒小型犬⇒犬⇒哺乳類・・・というふうに、
大きなカテゴリー/グループにまとめていくという表現ができます。

『昨日、うちの犬がさ・・・』

とその飼い主が話したとしたら「犬」は、自分のペットのことを言ってますよね?

あなたが飼っている犬のことを知っている人なら、「うちの犬」(まあ、こんな言い方は普通しないでしょうが)という言葉を聞いても、それが△△という名前のチワワ、ということはわかります。

こんなふうに、私たちが使う言葉は“省略される情報”というのが必ずあります。
(そして、聞き手である側が半ば自動的、無意識的にその欠落した情報を補完します。それはよく、「誤解」の原因にもなります。)

また、同時に“一つの言葉に含まれる「より大きな意味」”というものもあります。



そして、これと同じことが『体験』や『現象』にも言えるのです。


N.L.P.(神経言語プログラミング)では、

『チャンクアップ/チャンクダウン』

という言葉で表現されますが、チャンク(chunk)とは「塊(かたまり)」のことをいいます。

大きな「かたまり」として捉えていく、「かたまり」を拡大する。
また逆に「かたまり」を小さくしていくように捉える。


この「チャンクアップ/ダウン」を自在に変えていくことで、視野が変わることは
よくあります。

『違い』を明確にし、“独自性”をはっきりしたものにするには
“細分化”する方向性の視点、チャンクダウンが必要になります。

『同一性』を見出し、“一体性”を確かなものにするには
“拡大化”する方向性の視点、チャンクアップが必要になります。

チャンクアップすればするほど、「具体性」は少なくなりますし、
チャンクダウンすればするほど、「共通要素」や「同一性」は少なくなります。

個性を尊重しつつ、「ワンネス」への道を歩むにはこの二つの視点の両方を
活用することが大切になってくるのです。

体験を「チャンクダウン」しながら分析すると“私”という個が際立ってきます。

逆に体験を「チャンクアップ」して捉えていくと、“私たち”という集合的な意識が際立ってきます



身近な誰かのことが「わからない」というとき、そんなときは

『自分の体験をチャンクアップ(つまり抽象的に、象徴的に捉える)することで、
相手の思いに触れていく』


ということもできるようになってくるのです。

少し、わかりにくい感じの文章になってしまいましたが、ちょっと考えてみてもらえると幸いに思います。

※占いやリーディングでは「ズームイン/ズームアウト」というひとつのテクニックとしても扱われているものでもあります。



Q.ちょっと、時間があるときにやってみてください。

問1.)「りんご」をチャンクアップしてみてください。

問2.)「乗り物」をチャンクダウンしてみてください。

問3.)「キャベツ」「マグロ」「ネコ」をそれぞれ可能な限りチャンクアップしてみると?


頭の体操みたいなものなので、お暇なときにどうぞ。