この部屋の中で私が見ているものには何も意味がありません。
私は、この部屋の中で見ているもののすべてに、意味を与えています。
私は、この部屋で見ているものを何も理解していません。
これらの思いは何も意味がありません。
私の心の動揺は、私が考える理由によるものであることは決してありません。
私の心が動揺しているのは、そこにない何かを私が見ているからです。
私は過去だけを見ています。
これらの文章、一見するとなんのことやら?というようなものですが、
「奇跡のコース」のワークブックの最初の7つのレッスンのタイトルです。
出来事やモノそのものに「意味」があるのではなく、
『わたし』がそれに意味を与えている。
だから、同じような状況においても、それぞれに感じるものが違うし、
反応も変わってくる。
この記事のタイトル、
私はそれを知らないばかりか、それには意味はなかった。
このことを受け入れるには、最初必ず心が抵抗する。
自分を変えていくには、自分を一度離れることが必要になる。