災害時の通信インフラ | にょっきり生えた興味の芽

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模型とかとか日々の感想とかとか

災害時に通信インフラを確保するための取り組みというのが行われていたりします。

新宿で「街角情報ステーション」試験運用中 | スラッシュドット・ジャパン:

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11月21日から30日にかけて、JR新宿駅西口前で「街角情報ステーション」の試験運用が行われている(毎日新聞の記事、NHKニュース)。衛星通信アンテナ、太陽電池、蓄電池、無線LAN、携帯電話等の充電機能、ディスプレイなどを備え、災害発生時に通常の通信インフラが途絶えた場合でも機能する情報ステーションとなる事を期待しているという。

運転免許証や鉄道会社のICカードなどをあらかじめ登録しておき、タッチするだけで家族の避難場所を確認できるというアイデアもあり、またディスプレイは鉄道運行状況などの情報表示が例示されている。平常時は周辺施設や天気の情報を提供するという。また、無線LANと充電器が開放されているのも興味深い。開発の中心人物は東大の坂村健教授。避難場所にあらかじめ設置しておくのが目標らしい。なお衛星は技術試験衛星「きく8号」を利用している。突っ込みは色々あろうが、そこは抑えて、色々提案をコメントした方が建設的かと思う次第。

引用ここまで------------

【レポート】きく8号を利用した災害情報提供実験「街角情報ステーション」#nvslive | NVS-ネコビデオ ビジュアル ソリューションズ-:

上のNVSさんのところには記者会見や実際の「街角情報ステーション」の動画もあるので要チェック!

引用-----------------

街角情報ステーションの機能
・衛星通信を利用したインターネット接続
・Wi-Fi(無線 LAN)のアクセスポイント
・既存の IC カードを利用した、安否の登録・閲覧
・太陽光パネルおよび蓄電池を利用した電力供給(USB)
・災害状況や避難場所、医療機関、交通運行状況などの情報提供(災害時)
・周辺施設・店舗情報(平時)

引用ここまで---------

この街角情報ステーションの面白いところはICカードを利用した安否登録と閲覧だね。
これはスイカやパスモなど既存のICチップを使用したカードなら何でもOKで新に特別なカード等を作らなくてもOKというもの。

例えば、こうした携帯電話などの機器を使えない人でも街角情報ステーションでICカードをタッチするだけで家族に安否情報を伝える事ができるのね。
事前にICカードを登録しておかなければいけないという部分はあるにしても、この辺りは面白いよね。


そして一応書いておくけど、この街角情報ステーションは携帯電話の基地局や電源が喪失しても独立して動く事が出来ます。
インフラが破壊された場合には通信は衛星を使い、電源は太陽電池を使うことでその機能を維持します。


色々書いたけど・・・まぁ、個人的には好きな人工衛星、宇宙機のなかでもトップクラスのきく8号を使うって言う部分だけでもかなりのワクワク感だったりするんだけどね。(笑)


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