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宇宙政策:審議一元化 内閣府に委員会を設置へ - 毎日jp(毎日新聞):

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宇宙政策:審議一元化 内閣府に委員会を設置へ

 政府は14日、宇宙開発に関する予算配分や安全確保の審議を一元的に行う首相の諮問機関「宇宙政策委員会」を内閣府に設置することを閣議決定した。従来は研究開発を宇宙航空研究開発機構(JAXA)と文部科学省が担い、産業利用は経済産業省が所管するなど、縦割り行政の弊害が指摘されていた。このため、専門家で作る政策委員会を設置して司令塔機能を強化し、首相や関係省に勧告できる権限も持たせる。関連法の改正案を今国会に提出し、4月施行を目指す。

 また、JAXA設置法から「平和の目的に限る」との記述を削除し、宇宙の防衛利用を認める宇宙基本法の記述に合わせた。これにより将来的にJAXAの防衛目的の研究が可能になる。宇宙政策の審議機関として文科省に設置されている宇宙開発委員会(池上徹彦委員長)は、政策委員会の設置と同時に廃止される。宇宙政策を巡っては、政府の宇宙開発戦略本部専門調査会が改革案をまとめ、提言していた。【野田武】

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 ■解説
 ◇JAXAの研究、防衛利用拡大も

 政府が目指す「宇宙政策委員会」の新設は、防衛を含めた宇宙分野の産業利用を拡大したい宇宙関連企業など産業界の意向を反映したものだ。野田佳彦首相も「新しい日本のフロンティア」と位置づけて経済成長につなげたい考えで、内閣府には委員会運営を担う「宇宙戦略室」も作られる。

 宇宙の防衛利用は「宇宙開発と利用は平和目的に限る」との1969年の国会決議で制限を受けてきたが、08年施行の宇宙基本法で容認された。今回の法改正が実現すれば、宇宙航空研究開発機構(JAXA)にも及ぶ。改正法案をまとめた内閣官房の宇宙開発戦略本部事務局は「JAXAで防衛研究の計画があるわけではないが、例えば自衛隊が使う衛星の研究といったことが今よりやりやすくなる」という。

 政府には、北朝鮮などのミサイルを探知する早期警戒衛星の開発構想もある。こうした研究にもJAXAが手を付けることになれば、議論を呼びそうだ。【野田武】


引用ココまで----------

これには不安しかなんだけど・・・。
というか今の内閣は不正とスキャンダルとパフォーマンス以外になにかちゃんとできた事あったっけ?

この内容だけみると立派だけど、今までの実績を見ると宇宙関連の停滞しか見えない。
もちろんこれが杞憂に終わってくれるのが一番だけどね。

しかしアレだね、宇宙関連に強い議員さんが生まれてくれないと結局こういう部分は後回しになってしまうんだよなぁ。
現状では”票”にならない以上仕方の無い部分もあるとは思うけど・・・。

先日のJAXA宇宙航空最前線で人事の方も言っていたけど現在宇宙関連の事業は”インフラ”として国民にとって必要不可欠な存在になっている以上確りとしていかないことにはね。
 
 
 
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