少し前にも取り上げました「口蹄疫」。
漸くテレビでも多少やるようになって聞いたかもという人もいるかもしれません。
農林水産省
が、現在の状況はそんなに生易しい状況ではありません。
日本の畜産の危機と言っても言いすぎではない状況です。
口蹄疫は主に偶蹄類(牛や豚)に罹る病気でその感染力は強く、家畜の罹る病気の中では最悪のものと言われています。
その感染力は空気感染で100Kmを越す事もあるとか。
ただし人には滅多に感染せず、過去感染した例でもすぐに治ります。
このため、口蹄疫が発生した場合には兎に角初期の段階での封じ込めが大切になります。
10年前に日本ではこの封じ込めが功を奏し被害は極軽微で収束させる事ができました。(750頭の処分ですんだそうです)
因みに過去イギリスでは700万頭の処分に及んだといいます。
そして今現在宮崎県では殺処分される牛、豚が7万頭を超えました。
口蹄疫の発覚当初より東国原宮崎県知事や自民党の江藤拓衆議院議員が赤松農林水産大臣へその対処を求めていたにも関わらず一切対処をせず、当の赤松大臣はGWの外遊へと行き昨日になって漸く宮崎県入り。
参考動画
しかもしてきた事(否!しなかった事でしょうか)に後ろめたさがあったのか県庁の裏口から出入り、地元民からの視察も断るという状態。
さらにはこの宮崎入りが選挙パフォーマンスであることを自ら自白しているような発言。
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江藤拓氏のブログ
今、古川・松下議員から電話をもらいました。
大臣と知事・議長との意見交換の場で、両議員が発言をしたら、「自民党議員の同席は認めたが、発言は許してない!」と止められたとの事。
2人から憤慨しての報告でした。
私が、そんな場面に出られなくて、2人には申し訳ないと謝りました。
どれ程、悔しかったことでしょう。
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責任ある立場にありながらこの不誠実さ。
これはこの大臣だけではなく民主党全体にいえることなのですが・・・。
小沢一郎に関しても宮崎に来て選挙協力の話ばかり。
県知事との会見後の記者会見では選挙以外のことは聞くなという不誠実さ。
彼等は自己の利益・・・つまり選挙に勝ち”権力”というものを得ることしか考えていないのでしょうか。
だからこの口蹄疫に対する不手際が”選挙”に与えるダメージを考え、マスメディアにも圧力をかけ、全国で報道できないようにしているのでしょう。
宮崎の方々が口蹄疫について多くの国民に知ってほしいと考えているにも関わらずにです。
事実東国原宮崎県知事はツイッターにてなぜ報道されないのかを疑問視するつぶやきを書かれています。
と、同時に原口総務大臣は自らツイッターで
ありがとうございます。後手ではありません。発生後、すぐ私は指示をしています。風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります。畜産と言う産業の性質上の問題もご考慮ください。
と自白しています。
地元の方々は広く知らせたいのにです。
これほどまで不誠実で自己の利益のみを考える人達・・・。
口蹄疫に関して調べ地元の方々の苦労をしりました。
そんな方々の事を思えばとてもこれほどまでの不誠実な行動はできません。
地元の方々、関係者の方々民主党とマスコミに負けずに頑張ってください。
今後民主党の不手際を隠蔽するため県や地元の責任にするような報道がされる可能性があります。
その時には是非とも上の動画やネット上にある様々な情報を元に多くの人が自ら調べて欲しいと思います。