宇宙への旅は長いので気分を盛り上げよう
オリオン宇宙船に搭載されたアレクサのパーティーモード
ついに始まった国際プロジェクト「アルテミス計画」この計画で2025年を目標に、アポロ計画以来となる宇宙飛行士による月面着陸を目指している
計画の第1段として、月周回軌道への無人飛行試験「アルテミス1」ミッションを実施するため、オリオン宇宙船が打ち上げられたが、この宇宙船にはAI音声認識スピーカー「Alexa(アレクサ)」が搭載されている
宇宙への旅は長くて厳しい
そんな宇宙飛行士たちを励まし、気分を盛り上げてもらおうと、アレクサには「パーティーモード」というコマンドが実装された
宇宙飛行士が「アレクサ、パーティーモード」と話すと、宇宙船の中のライトの色がファンキーに変化し、ディスコモードへと突入するのだ
宇宙船オリオンに搭載されたパーティーモード
今後10年で宇宙旅行がブームになると見られているが、宇宙への旅は時間がかかる
最初は新鮮だった宇宙からの眺めも何週間もたてば見飽きてしまうかもしれない
オリオン宇宙船のクルーモジュールには、宇宙飛行士をサポートするため、AmazonのAI音声認識スピーカー「Alexa(アレクサ)」が搭載されている
ただし、宇宙では通信の遅延が大きく、返答することで、ミッションを支援する
例えば「アレクサ、現在の月までの距離は?」と聞くと、「月までは約100キロメートルです」と答えてくれる
更に特別に実装されたのが旅を盛り上げるための「パーティーモード」だ
デモンストレーション映像では、宇宙飛行士の人形を乗せた宇宙船内で「アレクサ、パーティーモードにして」と話すと、アレクサが「セレブレーションライトに変更しました」と答え、宇宙船内のRGBライトの色が様々な色に変化し、点滅を開始する様子がわかる
狭い宇宙船の室内空間が、ちょっとしたダンスホール状態となる
あとは好きな音楽でもかければ、宇宙飛行士たちも少しは気分が上がるかもしれない
宇宙飛行士かパーティーピーポー系ならばの話だが
カラパイアのオススメ記事 より
