松本零士さんが亡くなりました。

 

アニメ世代、アニメ大好きな私にとっても

大人になって常に平和を考える私にとっても

「宇宙戦艦ヤマト」「松本零士」は別格です。

何故なら、ただのアニメではなく

「宇宙戦艦ヤマト」のストーリーには必ず

人間の傲慢さからくる支配欲と愚かな破壊行為

そしてそれに対抗する平和への願いと崇高なる犠牲など・・

人類が背負う罪を描いているからです。

 

そしてもう1つ・・

以前のブログにも少し書きました。

 

 

松本零士氏が描く女性の存在です。

 

 

イスカンダルのスターシア

ガミラスの「遊星爆弾」で放射能汚染された地球を浄化する

「コスモクリーナー」を提供するために

妹のサーシャを地球まで派遣します。

その途中にサーシャは亡くなります。

それほどまでの危険を侵しながらも地球を助けようとします。

そのイスカンダルは地球の敵ガミラスとは双子星。

後のストーリーではガミラスと一緒に

イスカンダルもスターシアも滅びます。

 

 

テレザートのテレサ (パートⅡ)

反物質の身体をもつテレサ。

その特異性から恐れられ狙われ孤独に生きている。

白色彗星帝国に狙われた地球を救うために自分を犠牲にします。

 

 

アクエリアスのマザーシャルバート (パートⅢ)

太古の昔強大な文明を誇ったアクエリアス。

しかし争いは絶えず嘆いた女王は武器を捨てた。

その為に他の星からの侵略を許しアクエリアスは滅びた。

それでも平和を望む人達は

そのマザーシャルバートを拠り所として

崇め正義の為に散って行く。

後継者の「ルダ王女」もまた

平和を望む人々の為、自分を犠牲にします。

 

そして彼女たちの個々の愛も語り・・

 

敵であるデスラー総統の愛も語る。

星を無くした白色彗星帝国の悲しい側面も語る。

 

一緒にこれも聞いて欲しい泣

 

 

こんな物語を描ける人はもういないかもしれません。

 

出来る事なら今、全世界の人達に観て欲しい。

「宇宙戦艦ヤマト」はそんな傑作であり名作です。

 

『松本零士氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。』

 

 

 

※映像はYouTubeからその他画像はネット上からお借りしました。

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