一昨日の夜は、お月様が綺麗だなぁ、で、帰り道、夜空を見上げましたが、昨日は、違う意味で夜空を見上げます。
皆既月食と天王星食、です。
天体に興味のないおばちゃんは、天王星食までは見ようとは思わず、
「どうせ裸眼で見ても分からないだろうし、明日のニュースで流すし、その方が綺麗に見れる」
夜空を見上げ、確認したのは皆既月食のみ、です。
久々に足を止め、携帯でパチリパチリと撮りました。
ベランダでも1~2枚ですが撮りました。
次女さんがお姿を隠してから、必要に迫られ撮す、以外で、自分で、携帯で写メを撮ろうと思ったのは、本当に久しぶりでした。
只、なにぶん、スマホを使いこなしていない婆ですし、街灯や家々の灯りで反射して、拡大しても、何コレ?状態だったのですが…
TVで、インタビューを受けたお子さんが
「前は見てないから分からないけど」
そんな言葉を発していて、さすが若者、損得なく吐く言葉って気持ちいい、そんな事を感じつつ観ています。
そうだよね、300年以上前の皆既月食天王星食なんて知るワケもないし、ニュースで流れない限り知ることもない。
そもそも興味すらない。
ニュースで知り、夜空を見上げ、それで感動出来るのも、単純な人間ならでは、だよね、
そんな身も蓋もないことを考えていました。
ベランダで写メを撮したあと、何故か改めて考えていたことは、
今の、浮き沈みの多い自分についてです。
どうあがいても、堕ちるときは堕ちる、普通に、現実を受け入れざるを得ないときは受け入れる。それを繰り返す今の自分も、受け入れて過ごすしかない…
それだけ、次女さんに支えられたこの3年弱は大きかった、それに尽きるから仕方ないか…
自分に都合よく解釈した開き直りですね。
堕ちていた気持ちがゼロの立ち位置に戻っています。
また、どうでもよいことで堕ちるだろう、も容易に想像つきますが、この吐き出しの場を使わせて頂き、自分なりにやり過ごしていきます。
余談になりますが、ニュースを観つつ思ったことがもうひとつあります。
「皆既月食天王星食も興味ないけど、皆既月食は写メしたし、写メを見せたかった次女さんは居ないし、今日明日にでも、ポックリ死んでもいいんだよね、理想だよな」
ですが、人間、そんな簡単に死ねない、は、経験済みですし、駅からの帰り道、夕飯は○○食べようかな、と、考えている時点で、いかに意味のない言葉を自分は吐くのか、と、自分でツッコミをいれておりました。
無駄な長生きは望みませんが、神様(おばちゃんは閻魔様からかな)からのお達しがくるまで、淡々と過ごしていきます。