Jazzと私が出逢ったのは、もう…何年も前の事。

たまたま年配の知人の方が、Jazzクラブに連れて行ってくれたのがキッカケでした。

日暮里駅から少し歩いて…わけもわからず地下にある古そうなJazzクラブへと初進入。

中へ入ると、カウンターにちょっぴり頑固そうなヒゲのマスターがいて…かなり緊張しながら席に座ったのを覚えています。笑

店内は、どこか友達の家のリビングに遊びに来たかと錯覚するくらいアットホームな作り。

テーブルも2つだったかな…

カウンターも5人くらい座れればいい感じ。


テーブル席に座って飲み物を注文してすぐ演奏が始まりました。


その時のメンバーは、ギター ベース ピアノ ドラム だったと思います。

それまで、ロックやポップスのライブ(しかも、コンサートホール)しか聴いたことのなかった私は、初めて生で…しかも、こんなに身近で聴く…私にとって新しいジャンルの音楽に心を奪われてしまいました。心地よいリズムと流れるようなメロディー♪

演奏なさっているミュージシャン達それぞれの身体から滲み出てくる音楽が1曲の曲ごとに混ざりあって私のつたない言葉では到底言い表せないものが、そこにありました。

ボーカルが入るジャズにも興味が湧いてきました。

調べてみたら…たくさんのジャズシンガーの曲が出てきて、何を聴いたらいいものかわからなくなった私は、とりあえず色んなシンガーが歌っているジャズのベスト版を購入することにしました。


すると…2人のシンガーが、ドーンっ!っと胸に突き刺さってきたのです。


その二人は

エラフィッツジェラルド

サラ ボーン

両方とも女性シンガーなのですが、味のある良い歌声と感性をお持ちで…瞬時に虜になってしまいました。特に、サラボーンが私の中では衝撃的で夢にまで出てくる始末。


私もシンガーのハシクレ(?)
歳を重ねていった先に、こんなシンガーになっていたい。そう思いました。



これが私とJazzと私の出逢いの一部です。

また、続きは 次回。