撮影やオーディションがあると俳優からいろんな感想文が寄せられます。

ミッシングピースのとても良いところだと思います。

今日は現場にすっごい偉そうな若いスタッフがいたそうです。

ただ、こういう人はどこにでもいるし、特に映像の現場で疲弊してるスタッフの中に役者がポツンと行ったとき、どうやって良いバイブレーションを保って芝居が出来るのかな？、先輩俳優さんたちはどうやって現場のテンションを保っているんだろう？？と、その子の横柄さを観察しながら、考えました。

きっと、仕事がたくさんある俳優さん、有名な俳優さんは沢山色んな現場を踏んでいらっしゃるだろうし、、その中でいやな思いもしてると思いますが、それをどうやってこちら側の燃料にしていくか？

これが１つ次の仕事に繋がる鍵なのかな？と思いました。そう思えば嫌な経験もありがたいですね

これは面白い感想だと思いました。

現場でネガティブなことを感じた時に報告してくる俳優は少ないです。

私にも良く思われたいでしょうから、ありがたい、頑張った、◯◯なことに気がついたなどと、ポジティブなことを報告してきます。現場でポジティブでいるから、ポジティブなことを報告できるのか、

現場でのネガティブなことは報告しても仕方ないと思って報告しないのか。

自分のミスやネガティブなことは報告してきて（相談してきて）次回は気をつけるとか、ごめんなさいとか言ってきます。

この感想の私の返事も書いておきましょう。。

現場で残念な人がいたら、

無視する、視界に入れないのが、基本かなぁ。

マーフィーの法則ってのがあって、悪魔のシロクマってのがあって、（明日にでもお話ししてあげますw興味があれば！）

気にしたら、どんどん、意識してしまうので、悪いことばかり起こってしまいます。

残念な人が気になって集中できなくなって、それは残念な人のせいですから、ますます罰したくなって、気になります。

それを気にしないで居れるかどうか、これこそ、俳優スキルじゃないでしょうか。

視界に入ってるもの全てを人間は認識してるわけではないです（そう思ってますけど）が、

俳優は特に、選択的に視覚・嗅覚・聴覚・触覚・痛覚・・・をコントロールしてますよね？

シャッター下ろすしかないかな、そんな嫌なやつのことは笑

（観察してる時点でハマってますよ笑）

私は、どこにいてもいつも人のいいところを見るか、

どんな工夫をしたって、いいところが見えない時は、その人の存在意義を考えるようにしてます。

どんな風に考えたら、あんな行動を取れるんだろうとか、

ああ、可哀想な人だなあ、せめて私だけでも笑かしたろとか、

下品ってああいうことか、メモメモとか、

あー、あそこ、あそこでもうちょっと頭下げると雰囲気変わるのになぁとか、そんな気づきのための糧にしてます。

要するに悪意はないのだと受け止めて、好奇心を満たすか、向上の糧にするか、反面教師だと思ってありがたく感じるか、

（そんなスタッフを置いてるってことは目が行き届いていないってことで、その現場の力が測れます。私も同じように測られることがきっとあるから、ああいう態度はあかんってことをスタッフ教育に生かすとか、なぜああいう態度を取ってるのかを考えると、やっぱりそれはその仕事の意義を理解できてないからで、そういうところ、うちのスタッフに、うちの俳優にないかなってチェックしたりします）

レンガを積む人に質問する話、知ってますか？

何してるんですかって聞くんです。

１、レンガを積んでる。

２、壁を作ってる。

３、教会を建ててる。

人によって答えが違います。

同じ行動をしても、その認識が違えば、行動してる人間の心持ちが違います、行動も変わります。

きっと、現場の失礼な若者はレンガを積んでるんです。私たちは教会を建ててるんです。

答えになってないけど、

これからは無礼な人が現場にいたら、己に対して悪意がない限り、

ああ、レンガを積んでるんだな、退屈だろうな、嫌だろうなって思ってあげてください。

悪意や敵意が感じられたら、それを取り除くように話しかけて、ファンを増やしてください！

そういう実験が私は大好きですw

敵意剥き出しや悪意いっぱいの人を知らず知らずのうちにフレンドリーにさせるのって楽しいゲームですよ！

ゲームにしちゃあいけないかなぁ笑笑

でもそれで現場が和むなら、それに越したことないですもんねぇ♪

＊本文とは何の関係もない写真。美しすぎる池田香織💖

現場のスタッフに嫌な人がいたら、、、どうしますか？