teleglam (テレグラム) の動画をお借りしました🙏
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この映像に「言葉」はありませんね。でも…言葉以上に強烈なメッセージが込められていると感じませんか?
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何故でしょう?
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直木賞作家・向田邦子さんのエッセイ集
【父の詫び状】は有名で、杉浦直樹さん等によりドラマ化されました。
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向田邦子さんは私より、２０年先に誕生されてますから、まさに戦前〜戦後の昭和を知り尽くした方ですね。
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そんな昭和の「家族」を見事な文筆で描いておられます。
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その事件は、祖母の法要の最中に起きました。末っ子の妹さんが庭で遊んでいたそうです。
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その日、庭木職人が木の剪定中でした。まだ幼い妹さんがウッカリ、職人のハシゴに当たったか昇ろうとした為、職人さんがバランスを崩し、剪定バサミを落としてしまったのです。
ハサミは無情にも妹さんの目を直撃…。
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「大変だ! 和子が目をやられたぞ」
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と、父が大声で叫びます。みなびっくりして注目する中、母が白足袋のまま庭にとびおり、妹を抱き抱えて近くの医院に駆け込んだのでした。
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幸い目の上部に傷が出来ましたが、今は跡形もなく「思い出」だけが残っているそうです。
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父はいつも威張っているが、ここ一番という時には何時も、母が言葉より先に身体が反応する…と云うのです。
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この動画のクマさんも、向田さんの母親と同じなんだろうなぁ…と思いました。
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人間の車が左右から沢山来る…どうしよう! なんてアレコレ考えるより、身体が真っ先に反応しています。
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「子供を守らなきゃ」
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という想いが無意識に、母グマを動かしているんでしょうね🍀
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それにしても沢山の車が渋滞してますが、微笑ましい光景に私も救われる想いが致しました。
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