https://youtu.be/lpXER52349s
 

一乗寺挽歌

 

尾張川古戦場とは、養和元年(1181年)二月、墨俣川(すのまたがわ)(今の長良川当時は、伊尾川・長良川と尾張川が合流していた大きな川)をはさんで源平(げんぺい)の戦がおこり、西岸(せいがん)には平氏が陣(じん)をとり、東岸に源行家(ゆきいえ)、源義圓(ぎえん)が陣をとり戦いました。

 

作詞 岬坊真明
作曲 神田智士  
編曲 神田智士

 

源氏・平家を 偲ぶのか
お盆間近かの 尾張川(境川)
 ぬぐいきれない 恨みの淵に
 うもれしままの 五輪塔…
水面の満月よ もののふの 
こころの雲は いつ晴れる


槍も鎧も 捨てたなら
同じ人の子 仏の子
 馬の背にのり 一乗寺まで
 浮き世の橋を 跳んで来い…
迎え火ゆれる 盂蘭盆会
観音様が 待っている


回り道でも かまわない
牛の背にのり 帰りゃ良い
 無縁仏に 名を連ねても
 大慈大悲の 袖の中…
しあわせ灯す 次の世が
夢路の先に 見えてくる