「庄原市子ども未来広場計画」から見えてきたこと② | 松本みのりとつくる会~しあわせ循環の町庄原

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「庄原市子ども未来広場計画」から見えてきたこと②

 

年末に庄原市議会を真っ二つに割れさせた「庄原市子ども未来広場計画」ですが、この計画を立てられたのは、市長、副市長、と部長のお三方だとお聞きしたので、この中のお一人にまずお話を伺いに出かけました。

広場の整備計画案もいただきながら、11月末に、1時間ほどお話しました。

 

今は、小児科診療所と病児病後児保育施設に絞った計画に変更になりましたが、元々の案は、

子育て支援施設のひだまり広場に1億4143万1千円
放課後児童クラブに4億2641万円
病児病後児保育に6846万円
小児科診療所に1億4714万3千円
その他9294万6千円

の合わせて8億7639万円なり〜でした。みなさんどう思われたでしょうか?

 

お話によると、これらの事業費のうち、7割は、合併特例債や過疎債といった過疎対策費で、国が負担することになっていたそうです。

 

ああ、良かった!庄原市の懐は痛まずに、立派な建物を建ててもらえる!とみなさん喜ばれるでしょうか?

いえいえ、国からのお金だって、みんなが払う大事な税金です。それどころか、どうやって返せるかもわからない莫大な借金が財源と言っても過言ではありません。

 

これはなんとしても、予算を減らしてもらわねば。

 

日・祝以外使われていない休日診療所を、平日は小児科診療所として活用する道はないものかと質問させていただきました。

すると、休日診療所は、県の費用負担100パーセントで建てたものなので、その目的以外に使うことが出来ないとのお答えでした。

 

そんなに不自由なものなら、補助金を返して、自由に使わせてもらったら良いのでは?と思い、その額をお尋ねすると、9450万円なり〜。これだけのお金を掛けて、週のほとんどは休眠しています。

 

県から出たお金だって、やっぱり同じ税金。

大事に活かして使ってなんぼでしょ!「県に掛け合ってみましょう!」とお話すると、県の担当部署の連絡先を教えて下さったので、自分で連絡し、未来広場計画のこと、休日診療所の使われ方のこと、休日診療所として機能させつつ、使われていない時間を賃料を取るなりして貸し出していただけたら、どんなにか税金が生かされるか。といったお話をさせていただきました。すると県の担当の方も、「なるほど。何が出来るか、関連する法律を調べてみましょう。」とお話くださいました。

 

後日、「病児病後児保育までやるとなると、目的外利用に掛かって難しいけれど、小児科診療所としてなら、運用方法によっては道もなくはない。」とのご回答をいただき、その旨を市にも伝えさせていただいたのですが、

まだまだ出来ない理由は続きます…。

 

 

 

 

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