真夜中の訪問者 | 悠悠閑閑~葉風の日々~

悠悠閑閑~葉風の日々~

2013年4月、6歳のチワワの女の子を家族に迎えました!
愛犬とのゆるゆる生活+α(雑記)を綴っていきたいと思います。

自室のベッドで横になること数時間
深く、浅く眠りの世界を漂っていた僕の意識は
小さな物音によってゆっくりと現実へと引き戻された

カリカリ・・・カリカリ・・・

聞き間違いではなかったようだ
他人もそうであるかは別として、少なくとも僕の感覚では
夢の中で聞く“音”とこちらでの“音”は明らかに違うものである

カリカリ・・・カリカリ・・・

今、ドア一枚隔てた先に、何かが・・・いる

僕は手を伸ばしベッドサイドの椅子から携帯電話の
画面を開いた

時刻は午前二時を過ぎたところだ
夜間、それも自分一人でいる時にくる訪問者と言うのは
だいたい招かれざる客であることが多い


極近しい人物は、僕が霊感体質であることを知っている
今ここで語ることはしないが、それなりの恐怖を味わってきた
なので直感的に“それ”が危険かどうか分かる

僕はベッドからゆっくりと起きだし、何の躊躇いもなく
ドアを開けた









我が家のアイドル、葉風である



「こんな時間にどうした?」

暗がりの中、爛々と光る目で僕を見つめる葉風
意味不明

だが次の瞬間、その答えが明白となった

ぐーぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる


「・・・・・・。」

そう、小腹を空かせた彼女は傍迷惑なことに
「お腹が空きました、何かありませんか?」と
僕を叩き起こしに来たのである



夕飯が18時だから8時間経ってるのか
それは腹も・・・減るか?(´・ω・`; )

この真夜中訪問、現在も続行中



え?怖い話?
本当にホラー体験してるんです
大っ嫌いなの、するわけないじゃないですか!!(´;ω;`)