育児から内容は少し離れますが
気持ちが少し落ち着いたので残しておきたいと思います。



先日、実家の愛犬、小五郎が天国に旅立ちました。
10歳でした。
こんなに早くお別れの日が来るなんて私たち家族は誰も、夢にも見ていませんでした。



ついこの間までいつも通り元気に過ごしていたけど、
ある日突然、呼吸が荒くなり出したのが気になって
散歩に連れ出しても歩かない、ご飯も食べない状態が2日続き、
気になったので母が病院に連れていったところ
もう処置ができない心臓病で肺に水が溜まり出してしまっている、
ご家族は覚悟しておいてください、
と言われたみたい。



その診断を受けた翌日、
もう一度、病院に注射を受けに行った帰りの車の中、母の横で天国に旅立ちました。



家族みんな、心の準備ができないまま
そして小五郎自身も、きっとまだみんなと過ごすつもりでいたと思います。



しばらくの間は寝て起きて、悪い夢だった!ってならないかなと何度も何度も思いました。
でも夢じゃなく、本当にさよならをしなければならなくなってしまいました。



息子がまだ生後3ヶ月になるところなので
実家までの長時間の電車は厳しいものがあり、
最後に見届けてあげられないかもと思っていたけど
夫が「最期はちゃんと会ってありがとうて言ってあげよう!」と言ってくれて
急遽レンタカーを借りてくれて実家まで車を出してくれました。



父のあんな泣く姿を私は生まれて初めて見ました。
そして悲しみに暮れる私と父を毅然とした態度で励ます母、
後で母の部屋に行った時はやっぱりきつい、寂しいと誰よりも泣いてました。



心の肉を削ぎ落とされてるんじゃないかってくらい
寂しくて辛くて。
正直、育児どころじゃないくらい全身の力が入らなくて。



でも息子が声を出して笑ったりする姿を見て
私、もう親なんだ!しっかりしなくちゃって思えました。



小五郎は私たち家族にたくさん幸せをくれました。
動物をお迎えするのは小五郎が初めてだったけど
こんなに愛おしい存在なんだと。



いつも一緒にいてくれて、私たち家族を支えてくれて
大事な大事な存在でした。



私たちの家族になってくれて本当にありがとう。



息子はきっと小五郎のことを覚えてないまま
大人になって行くと思うけど
小五郎はママの大事な家族だったんだよってことを伝えて行こうと思います。



小五郎、私たちのことをどうか忘れないで
また何かに生まれ変わったら私たちに会いにきてね。



どんなライフイベントも一緒だったから

やっぱり寂しくて寂しくて仕方ないけど、

小五郎がちゃんと天国に行けるよう前を向きます。






これまでもこれからも大好きだよ。
本当にお疲れさま。そして本当にありがとう。