❀ アルルの女(ひと) ❀ | 字が書ける!字が読める!

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おぼしき事言はぬは腹ふくるゝわざなれば・・・とか。
書き物をしようと思い立ったので、文章を書いていきます。
引き続きクラシック音楽もご紹介します。

録音データ:1958年1月26日 ブロードウッドホテル  フィラデルフィア

 

曲名:『アルルの女』 組曲番&

作曲:ビゼー

指揮:ユージン・オーマンディ先生

オケ:フィラデルフィア管弦楽団の皆さん

音源:コロムビア(CBS/SONY) 米国

制作:ARTIS

 

 

オカメインコブーケ1

♪ファランドール盛り上がってまいりました!音譜音譜

セキセイインコ黄ヒマワリ

 

ちなみに「あるるのおんな」が正しいです。タイトルでウケを狙うあざといインコです。

だれもが一度は聴いたことのある、日本では超有名なこの曲

この有名曲をあらためて「聴かせる」演奏をするオーさんステキ!

 

この演奏のロケーションは、ブロードウッドホテル となっています。

タウンホールと響き方が違います。聴いて確かめました。

あるブロガーさん曰く、「低音が響きすぎる」のがブロードウッドホテルなのだそうです。

このホテルでのモノラル録音は、ブーンという重低音が大きいですが、ぼくは嫌いではないです。

音に弾力があるんですね。潰れてなくて丸いの。セキセイインコ黄

ステレオ時代になってからここで録音した演奏も、オーさんの作るバランスが見事!

ピラミッド形の音響で、やっぱり低音部の鳴りがいいです。

 

でも、そこのところがオーさんの理想ではなかったようで、ほんの数年使ってみただけのようです。

そしてタウンホールに戻してます。おなじみ「オーマンディ・トーン」復活です。

 

この米国コロムビア(CBS/SONY)時代(1967年まで)、の演奏は、氏の元気の良さオケの名人たちと、制作側のの安定した録音のポリシー が揃っていた時代のようで、難曲も良く録音されてます。

 

後のRCA(1968年以降)は、聴く耳がない制作サイドのせいで、まるでポップス指揮者のような仕事がやたら増えていって、「わたしはポップス指揮者じゃない!」とオーさんを怒らせてしまったそうですが、怒りながらも見事な演奏を残しているあたりは、仕事人だなぁと、ぼくは讃えます。ゆめみる宝石

(これをやらせたRCAのプロデューサは後に面目を失ったそうですが)

 

 

まだまだ続くフィラデルフィアシリーズ。壁に向かって独り言ブログ更新中です。オカメインコキョイ