2月11日朝日劇場へ遠征して深夜に帰宅
実は、始めは折角の遠征だから一泊して・・と思っていたのですが、
え?!何だって?! 翌日たつみ座長が歌舞伎劇場に来るとな?!!!で
慌てて日帰りにした次第
嬉しい連チャンですが、両日とも帰宅は夜の11時過ぎになる・・
良い子は寝ている時間じゃ・・(と、若い頃散々朝帰りしていた私は平気で言う)
さて、宝海劇団・・・
初めて見る劇団ですが、気にはなっておりました、以前から
何となれば? チラシやポスターを見ると「イケメン」美し系なんですもん
な~~んとなく、メークが若ちゃんに似ているせいか?
別の親しみも沸いてしまう・・
いつか見よう・・と、掛け声ばかりだったのが、これは絶好のチャンス!
小泉たつみゲストなんて・・美味しい、美味しい話じゃありませんか。
しか~~もだ。
最近舞台写真がご法度になってしまったTEBなのですが、たつみ座長の個人舞踊だけは
ダメよ・・と言う規制あり。
そうか・・個人舞踊撮影しなければ良いって事ね?フムフム・・
相舞踊も良いんだって~
ついでに複数舞踊もOKだってぇ~~オォ、そうなると・・ああなるわな~
お芝居は
”峠の残雪”
初めて聞くタイトルですが、何となく・・期待して良さそう・・
珍しく内容を少々・・
冒頭は花道から登場の大空座長扮する宮大工の新吉と、その母
「お墨付きをいただいたから安泰だね」と、親子が話しているところへ現れた
神馬弥十郎と名乗る浪人
おいそれと渡せる筈もない。もみあう内に浪人の刃がおっ母さんを斬り殺す
「おのれ!神馬弥十郞!」と、仇討ちを決意する新吉
場面変わって、丹波屋一家。
「早速のお控え、ありがとうござんす」
新吉の兄である新造(ライライ)が仁義を切っている。
この一家にワラジを脱いだ新造が部屋に案内されて舞台から去ると
そこへ駆け込んで来たのが、先ほどの浪人
「おい、いいものを手に入れたぞ。」と『お墨付き』の入った封筒を見せて自慢する。
所が話をしている内に、ワラジを脱いだ新造が実は新吉の兄であると知るや、
始末せねば・・と悪知恵を働かせ・・丹波屋の親分は新造に毒入りの酒を飲ませよう企てる。
この辺、酒を飲ませようとするが、中々新造が飲まない
あ~でもない、こう~でもないとやり取りが続き、笑わせる
強烈なしびれ薬で、身体が弱い奴なら即死だそうな・・
かくして・・
新造はその酒を飲み、身体が動かなくなる・・
そこへ弥十郞を追って来た新吉が飛び込んで来る。すると
弥十郞は彼に向かって火鉢の灰を顔に向かって投げつけた。
目を覆って苦しむ新吉
場面変わって
あれから1年後・・・
よろよろと登場する新吉・・おこも化している・・
目つぶしで盲目となっていた
新吉が欠けた椀を前に乞食をしていると、通りかかったのが、憎い仇の神馬と丹波屋、恵んでやろう・・と小判を投げた弥十郞。
驚いた新吉、丹波屋が「今、気前よく小判をくれたお人はな」と、弥十郞の名を言う。新吉は「おっかさんの仇!」と立ち上がるが、いかんせん盲目だ。
たちまち倒されて、脚を切られ、引きずり回されてもてあそばれる。
尚も酷い目に遭わされる寸前で、三度笠が飛んで来た。
飛び出して来たのは、旅人姿の新造
新造は弟を探して旅をしていた。あの毒酒を盛られた日に、飛び込んで来たのは
確かに弟。所が、今は毒酒で喉を潰されてオシになってしまっていた。
連中を追い払い、新造は新吉に駆け寄るが、声が出ない。片や盲目だ。
手を取って説明するも全く「俺がお前の兄だ」と言う事が伝わらない。
「誰かが、ここで助けてくれまいか・・・」と嘆いていると
「その役目、よかったら」と
舞台袖から声がかかった・・
スラリと長身の・・あ・・いや・・実は大空座長とライライ座長は
同じ身長だとかで(^o^)小柄な二人
たつみ座長登場
淡いえび茶色の着流しに白地に赤い模様の羽織姿、しかも下駄(余計大きい!)(笑)
「やっと出て来た このアッシが(ここで客席大笑い)お二人の手伝いをしましょう。いや、怪しいものではございません。放れ駒の辰五郎と申します」
で、通訳を買って出て来たものの、さてどうしよう。
そうだ。雪が積もっているから、雪に文字を書いてもらい、それを読めばいい。
ライライが懐からキセルを出すと
「タバコ?吸うの?」
ライライ、慌てて手を振り、書くとジェスチャー
そして、何やら書き出した
「なになに?私らは・・もう少し・・背が欲しい?」
また客席大笑い
所が、新吉は兄がオシなんて嘘だ!と信じない。
そんな筈はない!兄さんが喋れない筈がない!嘘だ、嘘だ!と言う新吉を
新造が思い切り(本当に思いきり)突き飛ばし(笑)新吉は座った状態から
ぶっ飛んだ。たつみ座長それを助けてやる・・
ようやく二人は兄弟であると納得する。
二人で仇討ちをしてお墨付きを取り返す!と言う2人に手を貸そうと言う辰五郎だが
二人は兄弟だけで何とかしたいと申し出を断る。
それならば、何か困った事があったらいつでも頼って来なせぇ・・と辰五郎
そしてお芝居はラストに向かう
しばらく行った所に辻堂があるから、そこで休める・・と辰五郎に教えてもらった
弟が「兄さん、俺の草履がそこにあると思うんだ・・悪いけど取ってくれないか」
と言うと、新造は草履を拾い、懐にいれて・・そして手でこすり・・温めてから
弟にやる。そして・・落ちている杖を拾い、それも一生懸命に手でおすって温める
受け取った新吉は
「あれ?不思議だな・・草履があったけぇや。それに・・あ・・杖もだ。あったけぇ~」そう言いつつ、杖の先に手を伸ばす・・そこは冷え切っている。
じゃあ・・兄さんが?!「兄さん!!」
この辺で客席は涙・涙・・
そして、辻堂
弟をそこに置いて、新造は食べ物を調達に出かけるが、その間に
悪党達がやってきて・・・
ラストは、兄弟が重なって息絶え
駆けつけた辰五郎が自分の羽織を脱いで二人にかけてやる・・・
そして、大雪が降り注ぐ・・
と言うお芝居です。
オォ、長くなりもうした・・
では、パート2に