演目は、” 旅の風来坊 ”
ラストショーは、夏祭り
でした。
愛舞踊
♪ 北の蛍
↓ これ何?何~!? すっごく良いじゃないですかぁ~~
すっぽりと抱かれて、ダイヤがもう、ダイヤじゃないですよね、か弱き、愛されている女子(おなご)そのものじゃ
ありませぬか。キャ~~こんな「しっとり感」本物の女性じゃ、出ませんぞ~~💓
♪ 華の刻
なんて、綺麗な曲線を作るんだろう!!
お芝居の中で、アァ、念のためですが
悪い親分に騙され女房お鶴を寝取られた釜太郎が、旅から帰って来て、盃を返すのを
すんなりと承諾した親分は、途中で釜太郎を斬れと命じた。その斬り合いの時
バッチィ格好の風来坊(たつみ座長)が、すっとぼけた感じで、邪魔だか、味方だか
見物を決め込む・・と言う内容の「アレ」です。
皆さ~ん、思い出しましたよね?
じゃあ、内容はここでENDね。
で、言いたかったのは、ここで
風来坊が食べて居た豆の粒を、危なっかしい時に投げて、助けるんですが・・
子分の一人を演じて居た新人の夢有蝶(ムーチョ)が、
豆をぶつけられて
「い・・痛えぇ~~!!」と、こめかみの辺りを押さえて
痛がった。すると、たつみ座長
「それ、大げさじゃない?こんな小さな豆投げたんだぞ。まるで大きな石でも
ぶつけられたみたいな痛がりようじゃないか。豆粒なんだからさ~。
『オッ!イテッ!てめぇ、何しやがるんだ!』って反応が普通だろ。今のじゃ
まるっきり、石だよ。」
すると、ムーチョ
たつみ座長の一言一言に、「はい」「はい」
ダイヤ座長がみていて、「あらま、お稽古?」
繰り返すたつみ座長に、しっかり向き直って、ムーチョは
腰を低くし(今の人達、この体勢知らないだろうに、17才のムーチョがやってる!)
膝を曲げて、身を低くするんですよね。で、「はい」
芝居で持っている刀の先を後ろに向けてです。
「はい。勉強になります!」
偉いなぁ~~!!と、感心したら場内(多分、年配客達)から
一斉に拍手が沸いた。
そうです、そうです。昨今の若者達は、こんな謙虚な態度は、逆立ちしても
思いつかないでしょう(T_T)