お外題:
上州三盗伝
ラストショー:
宙船
「上州三盗伝」は、何度か見て居ますが、好きな芝居の一つ。
三人の罪人が嵐の晩に牢破り。
侍上がりの後家徳(ごけとく)これがボス的立場
冷血な、白蔵
大した罪は犯して居ない 草三
通常のキャスティングは、白蔵をたつみ座長が演じ、後家徳は宝さん、草三をダイヤ座長ですが、
今回は、白蔵は大川良太郎座長、たつみ座長は、後家徳でした。
正直、後家徳と言えば、後で登場する時は法師姿、大きな托鉢傘をかぶり、
頭は坊主~せいぜい三分刈り。
たつみ座長・・そういう姿で出るの?と、正直・・少々ガッカリ(贅沢言うな?)
と、思ったら・・・ウフ・・・ウフ・・ウフフ・・・
ぬぅわぁんとぉぉぉお~!
カッコ良い後家徳で、登場。
お芝居の写真はご法度なので、口上時にパチリ、パチリと撮りまくり。
あ・・↓は、ここ暫く,滅多に見て居ない貴重な満員御礼札でござい。
たつみ座長が後家徳に扮すると、こんなに・・カッコいいのになりまする・・・
花道から托鉢傘をかぶって、袈裟を着て登場した時は、このロング白髪を見て
ドッキ~~~ン! 衣装も白は、どこまでも白い純白で、袈裟はシースルー(キャー)
こんなカッコ良い後家徳だったら、殺しちゃいけない。
5両でも10両でも、あげちゃうもんね~❤
何?癖になって、頻繁にゆすりに来る?来て,来て~~!(それじゃ、芝居にならん!)
お芝居の解説
後半の舞踊ショーも、盛り上げて下さい。
客席から、プレゼントが。で、愛さんが姿を。
すると?
「何?」
「持って行きます」
「ダメ、渡さない。どこかへ隠して、あとでこっそり自分の物にするに決まってる」
「そ・・そんな事、しませんよぉ~」
お芝居、少々イメージが変わりました。
後家徳を殺さなければと、ラストシーン
(今は妹夫婦を救うために、やって来た白蔵)
侍上がりの後家徳に、しこたま酒を飲ませて足下を危うくさせなければ勝てない!
そんな必死の決意で、彼は見破られない様に,道中羽織の下に、キリリと
たすきを掛けて居る。
斬り合いのシーン。
R座長、道中羽織を脱ぎ忘れ?
そのまま、ビラビラさせて着ていたら、勝てませんよ。
殺るか、殺られるか!の死闘の末、
見事に後家徳を仕留めた白蔵。
たつみ座長が白蔵を演じた時は、刀を鞘に収める時、
血糊が、刃にこびりつき、中々おさまらず、
力を入れて・・・グッ、グッと押し込むようにする。
※ これは、かつて、たつみ座長のお父様が演じた時に
そうしたんだとか。それが実にリアルで、素晴らしい!と絶賛されたそうな。
尤も、実はちょっとした事で、刀が本当に入りにくかったとか。
災い転じて?(これは、何年か前の口上で聞いた話です)
以来、このお芝居では、そう演じていると言う事でしたが、今回は
当然・なし。でした。
舞踊ショー
ダイヤ座長
♪ 渋谷のネコ
次は、三吉劇場の近所のお店に出ている女性歌手がゲストでした(昼だけ)
♪ Let it Go
大川良太郎座長
両座長とゲスト歌手とのコラボ
♪ Try Again
三座長中心の群舞
♪ お祭りマンボ
to be continued~~~~