千秋楽でございます。

実は私の気持ちの中では、前日の【若丸祭り】が、この上なくスンバラしかったので、これ以上ないだろ。と

言う位満足してしまったのであります。

つまり、私の好きなジャンルの若ちゃんが満載!だったんでしょうね~(ホクホク)

だから、「終わった・・・」と言う虚脱感みたいなものに、若干の疲れが・・・

でもでもです。

29日が、れっきとした最終最後の「千秋楽」



席がないし・・・なぜか、若丸応援仲間だった筈の人たちから突然シカトされちゃった私は(笑)、

さて、どないすっかな~と思っていたら、捨てる紙・・じゃない、捨てる神あれば拾う神ありきか。

心ある方が、手を差し伸べて下さった。神さまっているのね~。(若ちゃんへの執念で呼び寄せた?)

連れが来られなくなって・・・と、席を一つ譲ってくれたのです。嬉しかった~! もう、絶対に恩にきちゃいます。


さて、前置きが長~~~~~~くなりました。


三吉演芸場に着くと、魔の階段の下にお巡りさんが立っている!

好奇心を持つとすぐに聞いちゃう性分なので、

「何の警備ですか?この劇場?」

「いや、ただの街の警備です。心配いりません」

「そうですか。私、てっきり今日のこの劇場がすごい賑わいになるから、警備が出たのかと」

ミスター・ポリス、ニッコリして

「そんなにすごいんですか?」



再び、さて・・・・(だから、早く進めんか~!)(>_<)


♪ ブルースで死にな



♪ えん

♪ 桜の花の散るごとく

♪ 転がる石






きょうの、お花はすごかった!

次から次へと・・・・ウ~ン、さすがに若ちゃん!! ヨッ、日本一~~~~~~~~~~~~~~(^◇^)


若ちゃんもステキでしたが、雅輝ちゃんの踊り、2曲。すっごくステキでした。

妖艶な長い銀色の髪を背に流し、白っぽい着物に長い…なんていうんだろう・・・羽織と言うにはエレガント

過ぎる・・・・それを使っての幻想的な姿で舞う姿は、ため息がでました。

そして、もう一曲も 時代劇風のポニーテール風の髪。これも長い。

女性・・・えっと、ユキカちゃんとランカちゃんだったかな~間違えたらごめんなさい。

可愛い二人に挟まれての若武者姿での舞い。

美しい顔が、キリッとしまった男の風情を漂わせるようになった雅輝は魅力一杯で、いつもの

「雅輝ちゃ~ん」 と呼ぶ愛らしい子とは違う・・清潔なそしてどこか妖艶な色気を漂わせていて

思わず、若ちゃんの弟分みたい~~!と、心の中で叫んじゃった程。




お芝居は、【泥棒道中】


越後屋で働いて、親孝行の為にと貯めた金30両を懐に入れて故郷へ帰らんとする二枚目(副座長)

そして、彼が立ち寄った店で、この懐の金の存在を知ったのが有名な性悪泥棒ゴマの蠅 (若ちゃん)

旅の道連れになってやろうと、持ちかけるが、ドロちゃんがちょいと席を外した隙に茶店の主が「あいつは

悪党だ」と、教えてくれる。

さぁ、大変だ・・・と、逃げる算段をするもドロボーさんは、執拗にまとわりついてくる。う~ん、やっぱり蠅だ。


ーーーこのお芝居の見せ場、楽しみは二人が宿に泊まった所から。

何とか、こいつを部屋から出して、金を奪おうとあの手、この手。

そうはさせまいと頑張る二枚目さん。


客席大笑いのやり取り。 やがて、「もう寝る。行燈を消して」

ここからが本番?(笑)

行燈の灯をフッと消す。すると音楽がかかる。若ちゃん、その曲にのって、踊りまくる。クタクタになるほど。

そして、今度は剛くんが・・・フッと灯を消す。次の曲。今度は剛が踊りまくる。・・・・のだが、

どんな曲がかかるかわからない。


♪ お梶

 が、かかった時に、とんでもない泥棒メークの若ちゃんがお梶になりきって踊った(踊った?)時は

お腹の皮がよじれて、ほどけて、またよじれる位笑った!!

そして ♪ 番場の忠太郎 は、剛くん。


ンン?? 曲とマッチしているかな?と思っていたら、若ちゃんが

「あんた、なに、それ。全然合ってないじゃんよ~」


途中で、客席から水とご祝儀が。



~~~~~~~~~文字数の関係で続きは次へ~~~