驚いた。

昨日の全日本フィギュア選手権だ。

ポスト浅田真央・・・とかで、13歳の樋口新葉と言う少女が期待されている。
鈴木明子が以前、TVで、ちょっと触れていて
「スピーディーなすべり。浅田真央と同じで、体操的なフィギュアスケート」と
言っていたのを聞いたことがある。

な~んだ、体操的か・・・と。
私は芸術路線の方を重視しているし、好みなのであります。
体操の美しさなら、まんま「体操」の
世界王者、内村くんがいるし。っと、話がそれそう・・・

で、とにかく大御所の浅田(引退だか休憩だか)
安藤、鈴木・・・と、姿を競技会から消したから、男子フィギュアの方が
層が厚くなっている。

そんな中、ポスト何とかとか、二代目何とかとかがいないと
どうしていいのか、わからないらしい世界が、このフィギュアでも
あるらしい。どうしても、アイドル的存在がないと、日本国民の人気はとれないって事か。

で、このポスト真央の、ワカバちゃん。

確かにすごいスピードで滑る、飛ぶ、曲もそうだけど、
いやはや、若さに任せて、飛びまくるは、スピード違反に、なりそうな勢いだった。

他のジュニア選手たちも頑張る、頑張る。
ただ、いかんせんジュニアだから、風情とか芸術的な要素には
欠けまくりだ。

そんな中、上が一気にいなくなってしまったせいもあり、
20歳の村上カナコが、大ベテランに見えてしまう。
ちょっと、気の毒ではあるが
彼女のスケーティングは、ジュニア選手たちの、
若~~~いい!滑りからみると、

さすが!と思わせる部分が多々あって、安心して見られた。
ショートプログラムでは、スピンに入る直前、若干のバランスの乱れはあったが
それ以外はミスはなし。

落ち着いて、表現能力も高い。大人のスケートだな・・と
拍手を送った。


本人も、滑り終えて 満面の笑顔。
「やった~」と言う風か。

ところが採点は?

あ~~~?????!!
何?これ。と言う低さだ。
呆気にとられる村上選手。

樋口ワカバは、64点台。
村上は、私は67点は行くだろうと思っていた。
ところが、ところが・・・
なんと、50点台・・・
ハァ~~~?

現段階では、おジャリ選手たちにも抜かれて・・・・これがわからん。
海外なら、ものすごいブーイングが客席から
起こったことだろう。


樋口選手を、真央の代わりにしたいのは、スケ連の魂胆か?
そう思えるけどね。
それはそれとして、なぜ、村上をここまで下げるか、意味わからん。

ガキ連で、AKBもどきの、ジャリスケ連盟でも作るつもりだろうか。
首をかしげるばかりだ。実に不愉快。


私は別に村上選手の、特別なファンでもないし、
カナちゃ~~~んと追いかける手合いでもない。

どちらかと言えば、女子スケートには、冷ややかな方で、
冷静に見ている。それだけに
アイドル作ろう会みたいな、妙な空気は、大嫌いなのです。

きょうはフリーだけど、村上は現在、9位。
嘘だべ~~?

挽回しようにも、きちんと滑って、その点数じゃ
どうすりゃいいのさ。って具合だ。


これで、世界の舞台に出たとき
あっちもこっちも、チ~チ~パッパで、世界のフィギュアファンが

大喜びするんだろうか?

ロシアの14歳、15歳は大人の雰囲気を醸し出す。
「赤ちゃんだから~~~ん。わっかんないの~~~」と言う

女児が好きな国は限られますな~

スポーツにおいては、極力、そうしたアイドル路線重視は
やめてほしいものだ。