てーめー
ホテルに帰るとシャワーで軽く汗を流して
タイの栄養ドリンクを飲んだ
疲れていたからではなく最近デカビタCみたいな飲み物を好んでいたからだ。
少し落ち着くと、疲労とは裏腹に、やはり今日このままで終わりたくない気がした。
ベッドでPDA(携帯端末)を手にとってホテルの位置とナイトスポットの位置を確認する。今、思えば自分の下調べはずさんだった。
1泊目にサイアムに行ってバッポン、タニヤをという考えに対して宿泊地から1番近いのはソイであった。
僕は前回の訪タイで行ったGOGOなどがあるナイトスポットは、人言えぬ諸事情によりバッポン、タニアだけだった。
そしてPDAの地図でソイが近いのを確認したものの、この夜なぜか周回コースに入れず1駅向こうのNANAプラザへ徒歩で歩き出したのだった。
ホテルを出てすぐ健全な方のタイマッサージ店があって、そこからマッサージ店にしては若い女性たちが5、6人「サワディーカッ」「コンニチワ」と声をかけてくる。
僕はチラッと見ただけでNANAへと急いだ。
↓バンコク天国様より転用 すみませるぬ
途中、娼婦が異様なほどにたくさん道に立っていた。
「アナター」「ドコイク~」1人では、止まると囲まれそうな勢いだった。
と同時に、ここが援交喫茶のテーメーの前なんだとわかった。
入ってみたかったが迷い立ち止まれば娼婦にたかられるし、入るには下調べも不十分で、店内で挙度りそうなのが目に見えてたので通り過ぎた。
テーメーを完全に通り過ぎたころ日本語のできる、立ちんぼに見つかった。
「ネエオニイサンイマヒマデスカ?」「ドコイクノ?」
流暢な日本語だった。
ピンクの体のラインが出るシンプルなシャツに短いスカート。
いかにも娼婦ってカッコよりか日本の短大生のような格好で色が白くてかわいかった。
ただ細すぎるのと会話についてこない表情が、お薬とかしちゃってはいないかな?という印象を僕はもった。
断る理由に苦しんで、今からディスコに行って朝まで踊ると言った。
少しでも会話してしまった手前NANA行くと言ったら、女捜しに行くなら、自分にしとけとか言いそうだったからだ。
やっとの思いでお誘いを断って、少し歩くとNANAプラザの入り口へと入った。
NANAプラザは前回来れず初めてだったけどGO-GOから響く音と、いかがわしいネオンと誘いの声で、タイに戻った感じがした。
MBK
アメ横の商店規模の店が、いくつも軒を連ねて1つのデパートに入っている。
あとで調べてわかったのだけど、2000点以上あるらしい。
僕らは上の会へと進み、モバイルショップだらけの階に行った。
僕は前回来た記憶から、良心的だった店を捜したが、同じような店がひたすら続く中で、その店を見つけることができなかった。
奥で携帯を、いじっている店舗をみつけては
「きゃんゆうあんろっく?でぃすほーん」と
日本から持参してきた3つのGSM対応携帯を見せて回って、その中から料金の安くて2台をアンロックできる店を捜した。
みたいな店長が指揮してる店に決めた。
カウンター前の通路にイスを用意してもらいしばらく待っていたが、時間がかかるらしかったので上の階で夕食を食べてから戻ってくることにした。
で日本人の男2人が「完全に場違いですね」と笑いながら、ささやかな到着の乾杯をする、なんてことを考えていた。
けれど僕らの疲労と今の状況では数あるレストランの中から、意気投合したようにマクドナルドに吸い込まれていくのが精一杯だった。
聞くと、1台はできたが、1台がまだできていないとのことだったので他の店舗でSIMカードを手に入れ設定をしてもらっていたりすると他の店は店仕舞いをはじめだした。しばらくするとブラックマヨネーズの小杉
みたいな店長が戻って来て「今日は無理で明日、来てくれないか」とのことだった。ガーーーーーーン( ̄□ ̄;)!!
僕らは明日、パタヤに行くため、来ることができなかったので、お金を1台分返してもらい帰ることにした。
UNO
部屋を物色すると、高級ではないけれど小奇麗な部屋にそれなりに満足した。
部屋にスーツケースの中身が散乱しないうちに思い出になるであろう写真を撮った。
少し経つとM氏が来て、2人で到着を祝うかのように一服した。
僕は自分で手配したホテルだったのもあってホテルに問題がなかったことと
とりあえず着いたことに安心した。
一息もつかの間、僕らは40分後に時間を決め、早速、バンコクを歩くことにした。
シャワーが浴びたかったがPDAでインターネットの設定をしたり、腕時計をタイ時間に合わすのが、わからなくて、気になって、いじっていると、すぐに、その時間は来てしまった。
ホテルを出て、大通りに向かって200mくらい歩くと交差点の門に屋台が3件程出ていてタイ料理の匂いがした。
そこを抜け高架を上がるとBTS(電車)アソーク という駅で
カウンターで20B紙幣を硬貨に替えてもらうと券売機でカード型の切符を買って
4駅隣のサイアム に行った。
駅に降りると人でごったがえしている。
僕らはお互いの連絡をとるのにタイ国内のSIMカードで安く使えるように携帯を改造してもらうため駅から少し歩いたMBK (マーブンクロン)というデパートに行った。
辺りは暗くなってきていて、朝早くらから狭い座席に貼り付けられていた僕らの体の疲労も相当なものになっていた。
間違えて歩行距離を増やしてはいけないと近くのファーストフードの店員に
「うぇあいざえんびけ?」と宇宙人のような英語で尋ねた。
このまま行けばあると教えてくれて
ホッとして歩いていると、なにやら歓声が聞こえてきた。
高架を上がるとMBK の前で芸能人が野外イベントをやっているようだった。
少し立ち止まったが、それを横目に中へと急いだ。
携帯屋に行く前に両替所を捜した。
空港では率が悪いので僅かしか円をバーツに替えていなったからだ。
僕らは1階の店舗の、いくつかある両替所から一番レートのいいとこを捜し、僕は2万円をバーツに替えた。



