皆さま、こんにちは
ファッションと教養で理想のライフスタイルを
レンタルドレスサロン La BelleオーナーのKurinoです。
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昨晩は昔通っていたワインスクールが開催する
祝賀会に出席してきました。私がワインエキスパートに
合格したのは数年前ですが、当時はコロナの影響で
祝賀会などの人が集まるイベントが出来なかったのです。
会場は表参道のイタリアンレストラン。
久々にお会いする方、初めましての方とも楽しく
飲み交わしてきました
さて、今日は日本のマナーの歴史の後編です。
昨日は飛鳥時代、鎌倉時代のマナーの歴史を簡単に
紹介しました。今回は現代にもつながるマナーが確立し始めた
江戸時代から。
日本の礼儀作法の歴史②
江戸時代になると社会が安定し、幕府は体制維持のため儒教思想を
広めることにしました。儒教といえば孔子ですね。学生時代に歴史や
漢文の時間に学んだ方も多いと思います。漢の時代に誕生し、
王権社会を支える根底となっていました。中国(漢)はもとより、
周辺のアジア諸国で多く取り入れられ、今日でもその思想は色濃く
残っています。
少し脱線しましたが、それまで礼儀作法は貴族や武士だけの物でしたが
一般市民にも浸透してきました。婚礼、葬儀、年中行事、食事、服装など
生活の全般の作法が確立しました。
そして時は明治時代。開国によって西洋文化が日本に入ってきます。
廃刀令により武士は刀を持ち歩くことを禁止され、社会は大きくかわってきます。
これまでの風俗や習慣が否定され、西洋の暦やマナー、習慣が推奨されました。
今までの和と、新しく入ってきた洋が混ざり合い、和洋折衷の作法が生まれました。
昭和になり、政府は基準となる『礼法要項』を作成しましたが、
第二次世界大戦に突入したので最後まで完成しなかったそうです。
歴史って、明治や大正あたりから急に面白く感じるのは私だけでしょうか。
現代に残っている習慣や文化などもこの辺りに作られたものが多いですし、
当時の様子が分かる資料が多く残っているのでイメージしやすいです。
マナー・プロトコール検定で取り扱う日本のマナーの歴史はここまでですが、
面白かったので個人的にもっと掘り下げて勉強したい分野の一つです