昨日まで上海に行ってきました。
社員旅行というちょっと今時ではない古いしきたりの旅行だったのですが、
上海は初上陸。中国特有の古い分明文化と現代文化がアンバランスに
融合した近代都市でした。

驚きはそんなに随所にある訳ではないのですが、
「広告」という観点でみると結構スケールがデカイ!!
高層ビル自体が電光掲示板!
あらゆるビルの外壁が広告であふれていました。
(結構スケールがでかくパワーがある)

何が書いてあるかは意味不明な点が多かったのですが、
日本のように立て看板が多いのではなく、それはあまりない、
その代わりに電飾。といった感じです。
インチで表すと1000は超えるのではないかと思います。
25メートルのディスプレイ。
画像は荒くてもこの大きさで映像が流れてこればこれは迫力です。

通常自分たちが媒体であるととらえていないものを媒体にする。
アートディレクターの佐藤可士和さんがSMAPのCDキャンペーンで
街全体を広告に手法を行い話題になりましたが、
そんな縛られない発想。
改めて必要だと感じました。

日常に追われると頭が固く、狭くなっちゃうもんです。
昨日家に帰ってレンタルビデオ店で借りた映画を見ていた。
24シリーズのキーファーサザーランドとマイケルダグラスの
ザ・センチネルという映画。
24シリーズとサスペンス、アクションが大好きな
私にとっては気になる映画であったので楽しんでみることができた。
映画の話はさておき、
スゴイと思うのが巻頭に入っている様々な映画の予告編。
これこそが期待感を膨らませる広告の傑作だと思う。
全体の内容が何となく分かる、
しかも、期待感を相当膨らませる仕掛けが満載。
実際予告は面白いけれども、実際の映画はイマイチ
なんて作品がほとんどではなかろうか?

広告の本来の目的はそこにあるのだと思う。
決められたスペースや時間枠に
情報を詰め込んで、その中でのクライマックスで止める。
止められた方は気になってしょうがない!!
お金を払えばその続きのステージに進める。
ものを売る広告も同じなんだと思う。
どれだけの期待感を持たせ、お客さんの心情の中に
「クライマックス」をつくれるか?
欲しい!
を想像するトリックは随所に仕掛けながら、
心に投げかける。

その仕掛けが完成し、その罠にかかったお客さんだけが
次のアクションを起こしてくれる。

どんな仕掛けを作って、どんな客を掴みたいのか?
広告とはいわば「釣り」の様なものなんだと思う。

話は全然変わりますが、今日カレーハウスココ壱番屋の前を通ったら
合格祈願「うカレー」という看板が出ていた。
この商品を本気で売ろうなんて思ってないのであろうが、
レスポンスがあるコピーとは思えない。
大きな会社だからこんな遊び心で、人々の話題に上る会社づくり
なんて狙いなのであろう。
結構こういうだじゃれの効いた広告は好きだが、
レスポンスのある広告制作を主体にしている自分は、
絶対作らないコピーだと思った。
コピーの世界って結局は言葉アソビなんですよね。

明日からは上海に行ってきます。
中国の広告がどうなってるかは
またレポートします。
2月13日~2月16日まで
東京ビックサイトで開催されたギフトショーに出展していました。
今回は4コマのブースをプロデュース。
関西、名古屋でブームになり始めている「振動刺激トレーニングマシン」
の家庭用を発表しました。

今回のテーマは「お客さんの足を止める」
もちろん出展した目的は新しい販路の拡大と市場の反応を見る事。
実演形式のブースを仕立てたのですが、MCの言葉のどのような場面で
お客さんが関心を持つのかを観察していました。

初日は、思ったように集客できず、ちょっと寂しい感じ。
何が悪かったのかと再度ブースの若干の手直しと、
原稿の修正。
設計していたのとは違うお客さんの導線だったのです。
2日目からは修正のかいあって大盛況!!
一番お客さんの足が止まった場面は
『問いかけ形式』でした。

ブルブル震える振動の姿を
『見て下さい』
とお客さんの目を見て問いかけると
お客さんの足は見事に止まりました。
その後はこちらのペース。
人が人を呼ぶ
とはまさにこの事。
一度人さえ集めてしまえば
『なに?この人だかりは??』
という反応です。
実演の原稿をつくるのはまさにキャッチコピーを
書くのと同じ。
ダイレクトな反応を見る良い機会でした。