お正月早々、ベトナムマグロプロジェクトの合弁会社の設立手続きも兼ねて、ベトナムに1週間出張してきました。その折に、フーエン州の港で、地元漁船のマグロの水揚げを見に行きました。合弁相手の地元のVin Sam社が地元漁師から買い上げたマグロです。
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上の写真のような20t弱の小さなマグロ延縄漁船で釣ってきた、キハダマグロ(Yellow Fin Tuna)とメバチマグロ(Big Eye Tuna)です。
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まずは小さな丸い小船で(一寸法師の乗る船と同じ形ですね)母船から岸壁まで運びます。
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こんな丸い船で真っ直ぐ進めるのかと思うのですが、器用に櫂1本で操船して上手く進んできます。
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以下、この日に水揚げしたマグロ・マグロ・マグロの写真集です。たっぷりと楽しんでください。まずは型の良いメバチマグロ。脂のたっぷりと乗った良い型です。
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キハダマグロも40kgから60kgオーバーの良い型があがってます。
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次々と揚がってくるマグロに刺し棒を刺して肉質を確かめます。
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漁師のオカミさんたちが、水揚げしたマグロを洗ったり、余分な鰓や内臓の処理をしています。
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魚槽で氷詰めにされてチルドで港まで運ばれてきます。
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氷を払いながら、鰓周りの整理をします。
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60kg超のメバチマグロです。
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岸壁の丸い小船から漁師のオカミさん達が担架で処理する場所まで担いで行きます。コンクリートの岸壁にじか置きで、あぁーもったいない。もっと丁寧に扱って欲しいんだけど。
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ステンレスの処理台まで運んだら、綺麗に水洗いしますが、炎天下です。品質低下が心配です。
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これも見事なメバチマグロですね。
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キハダマグロも見事な魚体です。
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関東の人に好まれるメバチマグロ、肉の色が真紅で、キハダマグロのピンクの肉色より綺麗です。こんな見事なマグロが次々と獲れるのが、ベトナム海域です。しかも沖合い20から30kmの近海にしか行けない漁船で獲れるのです。日本の高性能な100tクラスの延縄漁船が2月に現地に入ってマグロ漁を始めれば、どれほどのマグロが獲れるのか、考えるとワクワクしてきます。皆さんも楽しみにしてくださいね。